さて、夏コミも終了し、解き放たれた8月真ん中のお休み土曜日。

の話もまぁ1週間半位過ぎてから書いてるわけですが(もういい)。

それはともかく、夏が終わったものの、本当の夏の終わりは冬コミの申し込みが終わってからだ!!という同人屋の悲しい掟に従い、ライブ翌日の水曜日は仕事から帰って冬の申し込み書を必死で記入。
翌々日の木曜日は姐御(※夏休み中だったので私の分の振込もしてくださった)とデニで夕食しつつ申込書を合わせて合体封筒にイン。
金曜日に郵送印が無事押されて任務完了、はい土曜日倒れるー…みたいな予定でいたのですが、その木曜日、何気なくツイッターで「映画行きたい、銀魂とパシフィック・リムと忍たまどれでもいい」と呟いたところ、なんと運良く友人が「銀魂とパシリムなら同行OK」と即レス。というわけで土曜日速攻での連続映画GO!というフルパワー企画になった次第です。
さてそんな土曜日、実はド修羅場中に奥歯の詰め物が取れて泣く泣く誤魔化しながら飯食ってたので朝起きて一番に予約していた歯医者さんへ。
夏コミ前に型取りして作ってもらってた金属はめ込んで、久々に奥歯でものが噛める歯に復活!
の帰り道に美容院へ寄り、ホントは夏コミ前に切っておきたかった髪をばっさりカット。
その後一度帰宅し、昼食と着替えを済ませてさて映画へと出陣です。
横浜ブルク13前で友人Sちゃんと待ち合わせし(Sちゃんがチケも速攻で確保していてくれた有難さ)、まずは銀魂完結編。

感想は!ネタバレ直結なので色々言えない!!が!!(ホントどこで何がネタバレになるかわからんっていいうくらい初めて観る人には何も知らないで行った方がいいことが多い映画だと思うので)あえて言うなら本当に「今までのアニ銀の総力全部詰め込んであるから心配せずに観てきて」ですかねー。
シナリオの出来とか相変わらずの酷いギャグ(褒め言葉)とか戦闘シーンのクオリティとか、本当に非の打ちどころがなかったよ。三位一体酷いマジ酷い。
一緒に行ってくれたSちゃんがリピーターだったので、お互いに別の視点で楽しんでいました。おまけの零巻風メモとかフィルムは流石にもう無かったけどポスカはもらったよ!(※そして実は後日S良さんにメモと新八フィルムを貰ってしまい狂喜乱舞したのであった有難う有難うマジ有難う!)
個人的に「青学の柱」でオレンジジュース噴きました。なんで眼鏡のブリッジてくいってやりたくなるかね。

そして銀魂の興奮冷めやらぬまま、同じ劇場で上映される「パシフィック・リム」日本語吹き替え3D版に移行。
パシリムはとにかく監督の歪みねぇヲタっぷりとか作品の日本のロボアニメと怪獣もの好きすぎだろ!的こだわりの凄さが連日ツイートで流れてくるので「同じヲタとして応援したいなー」という妙な連帯感からの観賞だったのですが、これがね!!!想像以上にね!!!凄かったよ!!!(興奮)
ていうか主人公が吹き替えCV杉田さんなもんで序盤「なにやってんスか銀さん」状態だったんですが、いやぁ杉田さん洋画の吹き替えも行けるね!!ちょっとくたびれた感のある筋肉質の実はパワー系兄ちゃんが似合うね!!(アレ、銀さんじゃね?)
ていうかメカがなー、ほんっとおおおおに好きなのね!という造形の凝りっぷりでねー、昔合体ロボものとか好きだったなら間違いなくギミック見てるだけでテンションうなぎ上るねー!神経連結とか左右の脳の連動とかいいよねー!!!
まぁこれまたいろいろネタバレになるので詳しく言えませんが、とにかく終始王道バトルロボット&怪獣もの!!って感じでした。
キャラクターもみんな良かったよ!!そして吹き替えすごかったよ!!どんな豪華キャストだよ!ってレベルで端から端まで大御所だらけの仰天キャスト。古谷さんと三ツ矢さんの怪獣ヲタ&数式ヲタ博士コンビとか誰得ですか俺だよ!みたいな(笑)あとケンドー・コバヤシさんボイスが異常に馴染んでいた(笑)
日本人が観るなら吹き替え版3Dお勧めですよ!!ただ林原さん大好きだけど凜子さんに吹き替えいるか?というのはちょっと疑問ではある。あ、あとあしだまなちゃん演技力すげかった!!あの子本当に「女優」だわ…日本でバラエティなんかやらせておかないで良かったようん。

で、二本立てそれぞれに楽しんだところでイタリアンな遅めの夕飯しながら映画の話をたっぷりして、楽しい気分のままに解散したのでありました。
付き合ってくれて有難うSちゃん!!!楽しかったよー!!!

「009 RE:CYBORG」。

2012年11月3日 映画
観てきたよ!!

思い起こせば小学校の頃。周囲の男子は「加速装置!」と奥歯を噛む真似をして最強のゼロゼロナンバー・島村ジョーこと009に憧れていたもんですが、私はその頃から渋い全身兵器のニヒリスト・004がカッコよくてカッコよくてメロメロでありました。

歪みねぇオジコンです。
まぁもう年追いついちゃったけどな!実年齢じゃないけどな!

そんなわけで、まだその苦しみのなんたるかもよくわからんようなお子様時代から惚れこんでいたアルベルト・ハインリヒさん目当て…いやいやいや、勿論サイボーグ009という作品自体も好きなんですよ?基本はそうだからですよ?という言い訳も交えて、Mやびさんと観に行ってきました「009 RE:CYBORG」。

最初は月曜の仕事帰りとかどうすかねーなんて話してたのですが、地元映画館の上映時間が合わず、急きょ土曜日鑑賞の運び。
…なったのはいいのですが、私の美容院の予約があったせいで時間がずれ込みまくり(その節は隊長ごめんなさい)、予定してた近場の夕方2D上映を諦め、もちょっと遠い横浜で3D版を観ることに。
実は私もMやびさんも3D映画観たことがなく、観ることに関しても消極的だったので、最初はやや不安交じりの鑑賞でした。
が。

ちょ、この映画、3Dで観ないと損だ…!!

あまりの映像の良さと、3Dとの相性の良さに、思わず開眼するレベルでした。ごめん3D食わず嫌いしててごめん!!すごい!これは本当にすごい!!
とにかく奥行きがあって、観ていて取り込まれる気分です。映画の際は眼鏡着用なので、眼鏡オン眼鏡が最初こそ煩わしかったものの、途中からまったく気にならなくなるほどの映像美でした。DVDで観ようと思っている人がいたら、全力で大画面3Dをお勧めしたい!!

と、内容すっとばしてまずは映像から熱く語ってしまうほどの美しさでしたが、内容の方も面白かったですよ!
元が009の中でも異色な世界観(とはいえ後半はそういう話多かったけど)なので、内容的にもREの味付けにも好みの差は大きいと思いますが、私は原作一通り読んでる人なので、色々比較できたり考えたりできてなるほどなーという感じで楽しめました。
全く原作知らない人だと全然別物として楽しめるかもなぁ。

あと最初あまりにもキャラデザが別物になってて足から火花噴いたジェットですが、知性とダンディ8割増しに見せかけたただのダメなアメリカ人だったよ!!(泣笑)バカ!バカ!お前バカ!とジョーとの確執の理由聞いた段階でポップコーン投げつけそうになりました(※買ってない)。おーまーえーはーあーほーかー(と言いながらマシンガンを打ちたい鼻)。いやメカメカしいボディの活用度と派手さは文句なしNo.1だったんだけど!!

そして本命アルベルト様はMAJIイケメン10000%でした…何あのお色気担当…(鼻血で失血死)
ていうかこの映画、オヤジメンバー(004、005、006、007)が異常にカッコよかったのと、幼児(001)が激カワだったのででその辺がお勧めであります。
ただし008ことピュンマ好きは号泣の覚悟をしておいた方がいい。出番的な意味で…(滝涙)
え、009と003はって?メインは安定のメインだから…(※なんだか影が薄かったです)
仕事帰りに同じく仕事上がりのMやびさんと合流して、映画「テルマエ・ロマエ」観に行ってきました!

実は原作は試し読みの1話以外まだ読んでいないのですが、まぁ先入観ない状態で観るのもいいかなーと思い、敢えてそのままでトライしてみました。
忙しい時期の会社を放置して飛び出し(酷い社会人)、映画開始1時間前にMやびさんと現地合流。大○屋でご飯をかっ食らい(昨日見たアニキのヒストリアに影響受けカツオ丼)、時間ないのにデザートもきっちり流し込み(パフェは飲み物って誰かが言ってたのでたまごカステラ入り黒糖クリームパフェを選択)、映画開始3分前に席へ滑り込み。セーフセーフ。
平日レイトってことで、流石にそんなに人はいませんでした。まぁ明日も平日だしなぁ。

で、映画。
…とにかく阿部寛さんのルシウスが最強でしたわ…(完敗)。
本人は全力で真面目なのにことごとくギャグになるという流れが、阿部さんのキャラクターと相まって完璧すぎる。ホント、この人の存在があったからテルマエ実写化がついてきたんじゃないのかというレベルでした。すげかった!
その他の濃い顔の皆様もすごかったよ!ローマの皆さんに囲まれてなんで違和感が仕事しないのか(笑)
あと風呂好き日本人としては目いっぱい風呂文化を楽しめるので堪らんです。温泉に行きたくなるのと温泉卵食べたくなるのはデフォルト。
ツッコミどころも多いっちゃ多いんですが、気にしないで大らかに見る方が楽しいという壮大な娯楽作でした。まぁ男も女も阿部ちゃんの美しい筋肉(特に尻)を堪能すればいいと思うよ!あれは芸術の域だよ!

ところでどうでもいい話ではありますが、何故かケイオニウス役の北村一輝さんがよゐこの濱口さんに見えて仕方なかったんだ…。なんでだ、髪型のせいか…?


そんでもって映画の後、マックに移動して喋ってるうちに日付越えるのもお約束です。毎度すみません隊長…(※もちろんお互い翌日は仕事)
観てきたぜ!!


というわけで、死亡フラグを見事生存フラグに成立させて、今回もMやび隊長とHARU終了翌日の月曜日に観に行ってきましたぜ「シャーロック・ホームズ  シャドウゲーム」!!

いやートレーラー見たときには女装してるわ裸族だわでダウニー・ホームズ先生がどこか遠くへ行っちゃってねぇかと遠い目をしかけたんですが大丈夫、いつもの先生だった(え)
もう全編ワクワクドキドキしつつものっそい笑いも堪えつつ(私にとっては半分くらい笑いポイントでした)燃えたり萌えたり大変だったよ!続編ゆえに色々とキャラクターだの背景だのの説明の必要がない分、時間いっぱいストーリーに使っててくれたので見ごたえは十分。なのに体感時間はむしろ短い感じ。まさにパワーアップした続編でした。素晴らしい!
そしてジュードワトの色気といったら(強制終了)

細かい感想はせめてもう1回観てからにしたいですが、今回も色々と原作ファンにニヤリとさせる小ネタが盛り込んであってたまらんかったです!
特に「ジョン・H・ワトソン」のミドルネーム「H」のネタは丁度映画観る前の夕飯時にMやびさんとたまたま話してたもんで、劇中で出てきて仰天しました。いやはや、ガイ・リッチー監督サービスしすぎ(笑)
あと「時間あれば来い、なくても来い」の手紙とか、モリアーティ教授の著作とか、モラン大佐とかな!もーほんとツボ心得てるわー。

残念な点をひとつ上げるならアイリーン・アドラーがな…。
うーん、あれは次回作の複線なんだろうか。

とりあえず次は吹き替え版観て来ます!!
え、Lぅぅぅぅぅぅ!!!!(号泣)

買ったDVDを見返すこともできない(必ず泣くから)けども見てしまう金曜ロードショー。
うわぁぁぁぁぁん…!!!

DEATH NOTE デスノート / DEATH NOTE デスノート the Last name complete set [DVD]
届いてたぁぁぁ!(感想追記あり)
終わらせておいてよかった第一次修羅場。
観るぜ観るぜ超観るぜー!!

メイキングだけでによによし過ぎて顔の筋肉が戻りません。ありがとうブルーレイ超キレイ!改めてジュードワトのセクシーさに過呼吸気味です(変態か)だって超腰ほっそい…!(どこ見てんだ)
とりあえず原語と日本語字幕で一回観てから次は吹き替えだー!



【追記】

結局字幕で1回通しで観ましたー。
まぁ面白いものは何度目でもやっぱり面白いのですよ。映画のスクリーンの大迫力には叶いませんが、映画館ではじっくり観れなかったアクション部分も細かいとこまで観られるのがDVDの良さです。あとブルーレイは本当に画面綺麗だった…!いい時に壊れてくれて有難う先代のテレビ!(おい)

メイキングも楽しかったんですが、やたらと「これが最高のホームズ!」「最も原作に近い!」みたいに一々言うのがちょぴっと気になったかな。
確かに原作リスペクトとして今回の映画は色々なところにしっかり気を使って作られてるので原作好き的にも大満足だったのですが、あくまで「パスティーシュ(二次創作)として」、なんですよね。正直ロバート・ホームズも大好きだけど原作から感じるイメージっつったらジェレミー・ホームズには敵わないし、ジュード・ワトソンには完璧惚れてますけど原作のワトはもっとホームズに対して当たりが柔らかいてのも承知してる上で、だし。
てゆーか元々「ホームズ=高慢な天才」「ワトスン=ホームズの引き立て役」の間違った認識を作っちゃったのはアメリカ映画なわけでー、「ハリウッドが作ったから」こんな完璧なホームズ映画できたよ!って言うのはどうなのかなーってねー。ちょっと思っちゃったねー。
いやまぁ映画の宣伝的にそうしなきゃいかんのでしょうが(笑)
「パスティーシュとして」最高ですよ!って言ってくれたら全然気にならないんだけどね。と原作好きはちょこっと気にしちゃったりなんかしちゃったりして(広川太一郎氏風)。

まぁそれはともかくやっぱり映画ホームズは映画ホームズとして充分面白いのです。
修羅場しながら無限リピートしそうです。ブルレイ版とDVD版の2本あるけど、やっぱ保存用にもう1セット買うべきかな。安いし。

ちなみに続編は2011年12月全米公開予定だそうな。日本来るのは2012年の春かなー。あと1年半かー楽しみだなー。

新訳・紅桜。

2010年5月24日 映画
書きそびれておりましたが、先週金曜日の残業帰りに同じく残業帰りのS良さんと合流してレイトで観て来ました映画銀魂。

本編は紅桜なのでアニメリアルタイムで見た時と大幅に変わってるかっつったらまぁそうでもない。
しかし何が面白いかって追加されたとこが人気キャラむりくり突っ込んだ女子狙いバリバリですよ!…なんてとこではまったく無かったのが凄かった、凄かったよ銀魂…!!(尊敬のまなざし)
いや確かに土方とか沖田とか神威とかわざわざ話の横で出て来るわけなんですが、それがあざといかっつったら否。どういう意味かは最後まで見れば分かる。
結構色々とネタバレなので語れないのが残念ですが、最初の最初から最後の最後までパネェ勢いでネタ詰め込んであって脱帽したのは確かです。
アニメ版お約束の「アレ」なんかもしっかり入ってたところに情熱を感じればいいのかどんだけ無駄遣いィィィ!って突っ込めばいいのか(笑)。
個人的な意見ですが、バクチ・ダンサーだけでも観る価値はあると思う。
DOESと銀魂の相性の良さは奇跡。
S良さんが繰り返し通っちゃうのもなんとなく分かったよ。

あ、ちなみに私はおまけのフィルム銀さんでした。ぱっつあんがイイナーと思ってたけど銀さんなら充分だ(笑)
タイトルby.クロ(トロステ的な意味で)

映画「シャーロック・ホームズ」DVD予約始まったぜイエー!!!
つわけで早速予約してきました、ブルレイ&DVD初回限定版。7月21日発売。
特典映像がブルレイとDVDでもんのすごい差がある(容量の問題の模様)らしいので、思わず『持っててよかったPS3』と初めて呟いた次第であります。居間のテレビも丁度来月辺りに大きいのに買い換える(らしい)ので画面に貼り付いて見るぜー。一時停止の嵐は当たり前の予感です。問題はその頃夏コミのド修羅場だってことなんですが(遠い眼)
…い、今から原稿!目指せ早期入稿!修羅場ダメ、ゼッタイ!

なんて誓いつつMやびさんに「発売日決まったよー!」と喜びのメールをしたら「グラナダ版も廉価BOX(全6巻)出るそうですね」とのさらっと爆弾情報に本日2度目の喜びの悲鳴。
慌ててチェックしたらなんと覚悟していた金額の3分の1!
買う!買うっちゅーねん!つか即予約しました!(おい)教えてくれてありがとう隊長ぉぉぉ!!!
…って日付見たら図ったように1~3巻が7月23日、4~6巻は8月6日。
死ねってか!(主に時間泥棒的な意味で)
でもいい!幸せだから!
同じくジェレミーさまファンのサイコ先輩、そんな訳で私これ買います(私信)←おい

そんなわけで今日から馬車馬のように働きつつ(ぴーくきなのでまいにちしごとがざんぎょうつづきです)早期修羅場に入ろうと思います。
夏修羅場、ダメ、ゼッタイ!(2度目)

…なんつってて夏落ちたら嫌だな…(滝汗)
…というタイトルにすると「また探偵?」と周囲から思われそうな私ですが、ちっがーうもーん「アリス・イン・ワンダーランド」観て来ました、飛び出さない吹き替えの方。(自慢げにするもんではない)

いやちょーどMやび隊長と「銀魂映画観に行きたいな」「けど近場で上映してねーよー(泣)」「仕事上がりに一緒に観に行くのは無理っぽいですねー」とメールでやりとりしてたらなんだか突然「…アリスなら行ける」という結論に到達し、即決でGOという次第に(笑)残業途中で逃げ出し時計ウサギの如く「遅れちゃう!」と脱兎で映画館まで(仕事しろよ社会人)。

と言うわけで無事時間に間に合い、たいちょと一緒に観て来ました「アリス」。
元々アリスのワンダーっつーかカオスっつーかダークっつーかなごちゃまぜファンタジーな世界が小さい頃から大好きなのと、素直に帽子屋ジョニデに惹かれての鑑賞だったんですが、いや想像以上に楽しかった!あの派手派手配色のカオス世界をよくあそこまで再現したなぁ。ディー&ダムのぽてぽてした丸っこさとかチェシャ猫の消えっぷりとかお茶会のめっちゃくちゃな机とか見てるだけでも楽しかった!ハートの兵隊の動きもいいなぁ。最後のほうのパタパタまとめて倒れる辺りなんかまさしくアリスの世界だった。
あとアリスの衣装が体のサイズが変わる度に色々変化するのも楽しかった。一番小さくなったときの帽子屋製作リボンのドレスと、赤の女王の城でのカーテンのドレスが個人的にお気に入りです。
ストーリーはネタバレになるのであんまり語りませんが、時間いっぱい退屈しなかったので充分面白かったと思います。映像も飛び出さないほうで見たのに迫力あったしねー。
アリス役の子も、序盤の病的に映るほどの生気の薄さからどんどん存在感ある魅力的な表情に変わっていくところがすごく良かった。あとやっぱり帽子屋。あの存在感と危うさは流石のジョニデだなー。吹き替えも良かったよ!

で、そんな感じにすごく楽しんだのですが、現在の私の萌え事情により序盤のアリスのお父さんに一番ズッキュウウンとときめいたとかなんとか(おい)英国紳士がずらり揃った商談シーンでものすっごいスーツとタイと髪型とヒゲをガン見してほぁぁぁってなってる自分にちょっと焦った。だだだだ、だってこうなんつか…(滝汗)
で、そんな調子だったことは隊長には内緒にしとこうと思ったのに即ばれた(そりゃそうだ)のを良いことに、なんか気が付いたら日付変わるまでグラナダ版について熱く語ってしまった私を許して隊長ぉぉぉ!(ホントお前いい加減怒られっぞ)
だだだ、だってあのダメっ子英国紳士探偵すごいんだもん、ダウニーJr・ホームズがなにやっても元々あの人いやらしい(良い意味で)からなんか素直に納得するんだけど(その言い方もどうかと思うが)、外見超ストイックなジェレミー・ホームズが同じことするとギャップが凄過ぎてぎょっとするよ!見てるこっちがおろおろするよ、先生自重ぉぉぉぉ!(落ち着け)

…アレ、結局タイトル予想通りになってね?(今更だよ!)



ところで雅さんから天啓の如くものはらしのプレイ日記タイトルを貰ったので、次回からちょっくらそれでプレイ記書いてみようと思います。
ありがとう隊長、俺頑張るよ「東京モニョ祓師」(笑)

にかいめー。

2010年4月8日 映画
観に行ってきたぜ二回目!(笑)

というわけで映画『SHERLOCK HOLMES』。
最初に観に行ってから二週間、未だ萌え燃えは留まることを知らず、滾るままに会社帰りにレイトショー特攻。
じっくり観れば落ち着くかなーと思ったんですが、寧ろ薪をくべてしまった感あり。
やばいあと3回くらい大画面で観たい(おい)

で、以下は感情の赴くままに2回目じっくり観た上での再感想です。
ネタバレなるべく回避しますが未見の方は要注意。
あと色々問題発言だだ漏れなのでそういうの苦手な方も要注意。






●役者さんの話
最初に観たときも思いましたが、ほんとおおにロバート・ダウニーJr.のホームズはチャーミングで良い。小柄で(ジュードと並ぶと、ですが)筋肉がっちり(拳闘シーンなんかで惜しげもなく肉体美披露してくれるのが素晴らしい。流石アイアンマン)なおっさん(無精ヒゲが似合いすぎる)なのに、目が大きくてくりくりっとしてるもんだからついつい可愛いと思ってしまう。反則だ。
今回は字幕追わなくて良いので役者さんの動きや表情をメインに観察してたんですが、まー本当に表情がいちいち曲者っぽくてたまりません。普通にしてればカッコいいのに普通にしてない表情のほうが多い(笑)ので目が離せない。
なんというか言い方はアレですが、フェロモン無差別に撒き散らしながら自身は気にも留めず歩き回ってる感じかと(笑)。
対してジュード・ロウのワトソンは見た目かっちりの理想的な英国紳士で寧ろ世間的なイメージだったら彼がホームズ役?と間違われそうなタイプですが、これがまた表情豊かで子供みたいに可愛かったり時折がくっと崩れたりするのがコミカルでもあり、「変人天才に振り回される善良なるお人好し」を見事に表現していらっしゃる。
ダウニーJr=ホームズがフェロモン駄々漏れタイプなら、ジュード=ワトソンは一生懸命押さえようとしてるのに色気が零れ落ちちゃってるストイックセクシータイプって感じかなぁ(笑)。そんな2人がセットで画面狭しと活躍するもんだから一々色気にくらくらしたりきゅんきゅんしたり。スターの引力もすごいなーと感動するけど、まーた敢えてのこのキャスト持ってきた監督が凄いわ。ホント脱帽。
で、メイン2人で意外なキャスト持ってきといてレストレード警部とかはかなりテンプレ。そいういうとこも上手いなーと。

●キャラクターの話

☆ホームズ先生
…は、改めて見ると本当にダメな人(笑)ですた。
部屋は散らかし放題、事件が無いと平気で何日も引き篭もる…のはまんま原作通り(※「身なりは整えるが部屋を片付けることはしない上に物を捨てたがらないので酷い有様」「興味がない時は何日もベッドから出てこない」というようなことをワトソン君が普通に言ってる)なんですが、映像で見ると酷さを痛感するよ!まさにTHE・片付けられない男。
しかしわけのわからん研究に没頭してるかと思えば、口八丁手八丁で何処行っても結構人気者になれちゃったり、かと思うと周りが静まり返るほど圧倒的な覇気を見せたり、底知れない。そんなところが非常に魅力的ですこの先生。躁と鬱、オンとオフのスイッチ切り替えでガラッと見せ場が変わるんだもんなー。
全力で猫科の生き物なところもまた良い。自分勝手で興味あることしかしなくてぐだぐだしててふらふらしてて、そのくせ構われたがり。何かと余計なことばっかり言ったりやったりな先生ですが、絶対あの人それでワトソンが怒るの楽しくてしゃーないんだろうな(笑)。
そのくせ本気でワトソンが怒って突き放そうとすると、急にしゅーんとして捨てられた子猫のような瞳になる。まーそれが可愛いやら憎らしいやら(笑)ホント全力で『困った人』。
今回何がツボだったかって、結婚するからもう君とコンビで探偵の仕事はしないって言い張ってるワトソンに惜しみなく全力で嫌がらせ(笑)するところです。「君の嫌がらせには終わりがないのか!」と言われて「ない!」と即答する先生自重!(腹痛)あと、引き払う221Bの部屋片付けてるワトソン君の横で先生てばわざわざ死体運び込んでまで検死始めて興味を引こうとするんですが、それが気になってしょうがないワトソン君がこっそり覗き込んでるの見つけたときの『どや顔』がたまりません。すっげー嬉しそうで涙出るわいろんな意味で!(笑)

☆Dr・ワトソン
今回とにかく思い知らされたのは如何にジュード=ワトソンがセクシーかって言う(おい)いやでも割と冗談抜きで。ハリスツイードにシルクハットにステッキの完璧萌え装備仕様+過去の古傷付のハンサム英国紳士ドクターですよ?これで眼鏡や白衣まで付いてたら限界突破して館内で悶え死ぬとこだった危険危険(おーい?)
…まぁそれはともかく(誤魔化すな)理知的で、誰に対しても紳士的で温和な態度を崩さないのに、ホームズに対してだけは遠慮なしってところが正しく私の理想の相棒論で一々ドツボでありました。相方の非常識さに時折イライラしつつも結局面倒見ちゃう世話焼きなとこといい、怒っていいとこなのにしゅーんとされると何か怒ってる自分が悪いような気がしちゃうお人好しなとこといい、文句言いつつも付き合いのいいとこといい、なんだかんだ言っても親友の才能には素直に心酔してるとこといい、あらゆる意味で『ワトソン君』でしたよ。「医師として…」と言いかけた説教を止められた次の瞬間「友人として!」と言い換えてホームズ黙らせちゃうとこなんか流石ドクター!ってきゅんきゅんきた(笑)
嫌がらせ(という甘え)をどれだけ受けても結局は許しちゃうドクターですが、何がたまらんかってそれを喰らった時の嫌そうな顔がもーほんとぉぉぉに『嫌そう』でイイ。嗜虐心を誘われます(おい)ホームズ先生はあの顔が見たいというS心があってやっているに違いない(おーい)
でもってたまにその嫌がらせに上手いこと反撃できたときのしてやったり!な笑顔がまた最高に可愛いかったりするドクター。絞首刑実験の時なんかもー今までの分いっぺんに返すぞーってくらい嬉しそうで、ホンットきゅんきゅんきます。しかし更にそれを上回るのが馬車からベスト投げ捨てたとき。その直前まで結構本気で怒ってたはずなのに、反撃されたホームズがしゅーんとなった途端にやり返した嬉しさが怒りに勝っちゃって笑顔になっちゃうという可愛さったら半端ない。ホームズ先生はあの顔が見たいというM心があってやっているに違いな(もう黙れ)

☆アイリーン
を、改めて見たらなんか可哀想になってきた(…)
いや、ヒロインなんだけどさ、結構奔放にホームズ振り回してみたり黒幕に絡んでみたりと活躍してるんだけどさ、チラ見せヌードのセクシーショットに熱烈キス付きで一緒に逃げてvって迫ってもスルーされ、助けに行っても先生相棒のほうばっかり気にしてて半ば忘れられてたり、挙句の果てにラストのツーショットまでいい雰囲気かと思ったら「アレ」だしなぁ(泣笑)ダイヤの行方を知ったときには本気で先生自重!(笑)て思った。いやまぁそういう関係って言っちゃあそれでいい関係では勿論あるんだが。元々アイリーンとホームズって男女の仲でもなんでもないからなぁ。とはいえヒロイン。そりゃ銃も乱射するわな。でも割とそこが好き(笑)悪女の表情がキュートだよねぇ。




…他にもなんやかや色々思ったりしてますが、これ以上は自分自重(今更?)てことでとりあえずこれまでに。
原作についてまで語りだすと際限ないし原作厨乙!になりかねない(苦笑)
でも前にも言いましたが素直にパスティーシュとして有りだと思いました。まー私はヤングシャーロックもグラナダ版も犬ホームズも結構なんでもかんでも全部好きな人なので、その辺本格的なシャーロキアンの方にオススメできるかっつったら分からないのですが。

そして今はディレクターズカット版DVD出てくれることが願いです。あと続編!(気が早い)

…修羅場終わったらもっかいくらい行きたいなぁ…。
HARUの無茶からようやく少し復活してきた水曜日。
折角のレディースデーなので、前から観たくてしょーがなかった(※俺、HARUの原稿終わったら観に行くんだ…と死亡フラグ呟いてた)映画『シャーロックホームズ』を同じく仕事上がりのMやびさんを捕まえて会社帰りに観に行ってきました。

シャーロキアンと言えるレベルではまったくありませんが、何分幼い頃より図書室篭りが趣味だったもんで推理小説と和洋中ファンタジーと伝奇ものは大好物です。つまりホームズ好きでないわけがあろうか、いやない!(反語)
しかも今回の映画、原作に忠実にホームズのコカイン中毒で変人でダメなとこも(ホームズさんは確かに天才でカッコいいが社会適合する性格ではないちょっとアンダーグラウンドなとこが本来の魅力だと思うんだ)、ワトソンのアフガン最前線で軍医やってた武闘派なとこも(ずんぐりむっくりでおとぼけコミカルなワトソンキャラもそれはそれで可愛いが本来ワトソンはホームズが唯一認めた『相棒』で彼とタメ張れる出来る男なんだよー)描いてくれるっていうんで個人的にわっくわくして観に行ったんですが。

ですが。

聞け、歓喜の歌!(壊れた)

わ、私の理想のホームズワールド来たぁぁぁぁぁ!!!!


以降ほんのりネタバレと微妙に問題発言あるかもしれない感想注意。






●冒頭からのダークな雰囲気があの時代のイギリスにロマン感じる人間にはツボのはず。雨にぬれる石畳と、狭い路地を走る馬車、人の密度、なにより魔術儀式!いやーたまらん。最近禁書目録シリーズ読んでたのでその辺からもこっそり楽しんでたり(笑)

●スピード感溢れるアクションは売りにしてるだけあってとても良かった。ホームズの『まず脳内で戦術組み立ててその通りに実行する』戦闘方法はスローとリアルタイム両方でアクション楽しめて新しいなと。素手でがっすんがっすん殴りあうかと思えば銃も撃つし、武器もスマートなものから泥臭いものやトンデモなもの(笑)までバリエーション豊富なので飽きない!流石監督も主演も武術やってるだけある…!

●ダウニーJr.のホームズは想像以上にチャーミングでした。オンとオフの切り替えが最高すぎる。天才的な頭脳をフル回転させてるときの神秘的なまでの格好良さと、バトル中のコミカルでパワフルな男くささと、ダメ人間時のとことんまでダメな人(笑)の対比が絶妙で魅力的。迷惑だけどほっとけない男、文句なしナンバー1。服装も独特でなにより着崩し加減の色気がいい。ていうか全体的に良い意味でいやらしい(おい)あと基本いらんこと言いなのに殺し文句使いだよ!

●ジュード・ロウのワトソンは最早惚れろ!としか言いようがない(おい) 理知的で紳士な美形なのにいざとなったら完膚なきまでに武闘派なとことかホームズに対しての容赦のない放置っぷりとか(原作どおりだよ!笑)そのくせ結局ほっとけなくて巻き込まれるお人好しなとことかもう最高。古傷のせいで軽く足引き摺る仕草がセクシー過ぎて萌え死ぬる(おい)しかも仕込み杖とかもう有り得ない。スーツは正義です(おーい)

●アイリーン・アドラーは原作好きから見るとちょっと「?」ってとこもあると思うんですが(個人的には色気より知性をメイン武器にするクールなタイプのイメージなので)あの映画の「あの」ホームズにはあってたと思う。不二子ちゃん系だけど結局どっか甘いとことか翻弄してるつもりでも結構スルーされてたりとか(笑)そういうコンビとして意外におもろかった。ドレスの色合いが画面に映えて素晴らしいなーと思っていたらパンフレットに其処の所のこだわりがきちんと書いてあってちょっと感動。メアリーは個人的にはかなり原作に近いイメージだったな~。出番自体は少ないですが(ただし映画の内容が内容だけにある意味存在感は核弾頭級)女性らしさと知性的な側面がちらりと見えて好感触。

●ブラックウッド卿は映画オリジナルの敵なんですが、ものすごーく「ホームズの敵」らしい敵で良かった!冷徹で計算高く人心を掌握する能力に長けている、って「例の教授」と似た雰囲気を見てる側に感じさせといて、ラストで○○の○○が出てくる(ネタバレの為伏字)ってのもたまらんじゃないですか。ラスバト後の運命がまたダークでいい…!建造中のタワーブリッジってのがね…また、ね…!!(感無量)

●解決法とかが「推理ものの答えは理路整然完璧じゃないといかん」って人から見るとちょっとアレかもですが、ホームズなら寧ろこうでなきゃ!って落としどころだったので古典のあの空気(ホームズ、ルパン、明智的な)が好きな人にはたまらないと思うなー。幻想と科学の狭間の時代を楽しめる人向け。壁の「VR」の弾痕とかワトソンの古傷とかアイリーンの写真とか細かいところに説明なしで「知ってる人はにやりとできる」ネタを散りばめてるところもいい。

●ホームズとワトソンのコンビに関しては正しく理想通り、というか希望とか予想と言ったものを逆に遥かに飛び越えられて最早完敗。恐るべしガイ・リッチー監督。もう監督に足向けて寝られない、何処に居らっしゃるか知らないんだが!(おい) ホームズの特定1名限定の度を越えた甘えっぷりや子供の我儘レベルの意地悪も最高なんですが、ワトソンのそれに対する徹底したスルーがとにかく素敵過ぎる。勿論いざって時には渋々ながらも結局付き合っちゃうし、危険が迫れば命がけで駆けつけちゃうんですが、普段はもー冷たい冷たい(笑)しかしそれもこれも絶対の信頼あってのお互いの態度だってのが分かるからまた良い。まーたホームズもいらんことは平気でべらべら喋って鉄拳喰らったりするのに、真面目で大事な一言は目も合わせずそっけなくしか言えないとことかな!いや分かってる、皆まで言うな。ゲ○とかホ○とかB○とかふぢょしなもえとかそういう直接的なことは言ってないのだ、そんなことはどうでもいいんだ、分かるな?重要なのはそういうものを超越したところにあるんだ!分かるだろう!?(いいから落ち着け)





クールになれ、俺!(今更)
というわけでまぁそんな感じに燃(萌)えた訳です。HARUの疲れも吹っ飛んだ!も、もう2回くらいは観に行っても良いくらいだ…!(おい)とりあえずDVDは発売したら即買いですよ!
続編が既に決まってるそうなので今からワクワクです。いやっほう。
これを機にカッコいい原作ワトソンが定番になるといなー。←昔からホームズよりワトソン好き。
いやコミカルなおじちゃんワトソンも好きなんだけどね。
さて、ちょっと原作読み返してくるか・・・(おい)



どーうでもいい【追記】。

結婚するんで共同生活やめようとするワトソンにホームズがぶーぶー言ってるのを見てなにやら既視感を覚えてたのですが、今頃気が付いた。ジャンルーカが結婚するんで一人暮らしになるマルロ(byシャンペンシャワー)だ…!(笑)
「そしてこれから俺はあのバカ高い家賃を一人で払っていくんだな」(byマルロ)
確かにあのホームズにも「惨めにしてやりたくなる妙な色気」があるなー…(おい)
まぁ根本的なところでホームズはマルロというよりはジョゼですが(おーい)
小学校の頃、うちには入れるような洋服タンスが無かったので押入れに入ってみた島津です。
・・・・・純粋だったあの頃に帰りたい(割とマジ)。

そんなわけで土曜日、午後からAプさんと前売りの買ってあった「カスピアン王子の角笛」観てきました。
映画の前にアフタヌーンティーでのんびりお茶して幸せ気分。あーやっぱスコーン最高、スコーン万歳。

映画はもう上映期間終盤だし空いてるかなと思ったのですが、それでも結構な人数入ってました。
とりあえず以下感想。ネタばれ含むのでお気をつけて。

●相変わらずぺペンシー家の4人兄弟、どの子も演技力凄い。特に今回はスーザンの子が光ってた。「普通の女の子」から「ナルニアの女王」になる瞬間の表情の変化凄い!(他の子もでしたが)あとエドマンド役の子は前作から一気にカッコよくなったなー!前作の経験を経て成長したエドマンド、という感じで見た目からして完璧でした。あれも計算のうちだったら凄い。

●冒頭のカスピアンの生い立ちはもう少し原作通りに詳しくやって欲しかったなぁ。あれだと背景が分かりにくい分、カスピアンに感情移入しにくいんじゃないかと感じたんですが。

●前作では原作に無い部分がうまく挿入されててすごく良かったのですが、今回は原作に無い戦争シーンがちょっと違和感かな、と。確かに映像はすごく良かったんですが、不協和音の部分を丁寧に描きすぎた分、後でみんなが仲直りするのが逆に不自然に思えた。アスランの行進も無かったから、最後にテルマール人がナルニア軍受け入れるのがなんで?って感じするしなぁ。

●カスピアンとスーザンのほのかなラブは原作に無いけど個人的に入れてくれて良かったなと思いました。原作の最終巻でスーザンだけがナルニアに戻って来れなくなっていた結末に切なくって号泣したので。

●そのスーザンの戦闘シーンが今回は一番格好よかった・・!!ピーターやエドマンドやカスピアンよりよっぽど強く見えたよ長女!(笑)弓で近距離戦しちゃうんだもんなー。


で、映画の後はお好み焼きともんじゃで〆ました。
雨ざんざんだったけど楽しかったですよ。やっぱ映画館で映画観るのはいいなぁ。

大誘拐 RAINBOW KIDS

2006年2月26日 映画
DVD 東宝 2006/02/24 ¥4,725 岡本喜八監督が、天藤真の原作を映画化した1991年作品。得意のアクション、コメディ、サスペンス描写が冴え、晩年の喜八作品の中では傑作との評価が高い。 刑務所を出所した正義と平太、健次の三人組は紀州一の山林王・柳川とし子刀自を誘拐し、身代金5000万円を家族に請求しようとする。ところが刀自は身代金を100億円にすべく主張。

※※※※

ついにゲット!の「大誘拐」です。
原作付の作品というのは原作が好きであればあるほど映像化したときに納得行かない可能性が高いものなんですが、これは別格。映画観た後に原作読むと最早脳内で総映像化できる入り込みよう。キャスティングがどれだけ素晴らしかったか分かります。
原作の面白さは「このミス」などでさんざん取り上げられてますが、それを損なわない(寧ろ倍化させる)映画だと思います。
人は死なない、誰も傷付かない、けれども犯人VS警察の対決には手に汗握るスリルと爽快さ。そしてやっぱりなんといってもおばあちゃん!柳川とし子刀自(余談ですが私はこれで「刀自(とじ)」が老齢のご婦人に対する敬称だと知りました)のカッコ良さですよ!
誘拐犯を前に、まったく動じない肝っ玉。
周囲が舌を巻く頭脳。
あらゆる場所に味方の居る人徳。
で、それなのにまたこのおばあちゃんが可愛いったら!!この役を演じきった北林谷栄さん(トトロのおばあちゃんの声の方)の力量には本当に頭が下がります・・。
他の役者さんもみんなその世界観に馴染むこと馴染むこと!見ていて違和感がまったくないです。
個人的には柳川家の執事を怪演(笑)なさった天本英世さん(死神博士)がとてもお勧め(笑)。
要所要所で入るBGMがまた雰囲気に合ってて良いのです。今更ながらサントラあったら欲しい。・・あるのかな?

ともかく原作も映画も本当にお勧めです。
頼むからみんな、読んで!観て!(布教未だ実らず・・本当に面白いのになぁ・・)

で、早速1回原稿しながら観てしまいました。
やっぱり面白い〜!何度観ても面白いミステリー作品ってそうはないよなぁ。

・・・・・・・・・・いえ、だから原稿。(汗)

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