舞台・十二人の怒れる人々。
2011年1月30日 みんなでおでかけ劇団空感エンジン
企画・製作 エアースタジオ
会場・AQUA studio(東日本橋)
●あらすじ
法廷に提出された証拠や証言は被告である少年に圧倒的に不利なものであり、
陪審員の大半は、少年の有罪を確信していた。
全陪審員一致で有罪になると思われていたところ、ただ一人、陪審員8番だけが、
少年の無罪を主張する。
彼は、他の陪審員たちに、固定観念に囚われずに証拠の疑わしい点を一つ一つ
再検証することを要求するが・・・
※※※※
というわけで、佐藤祐基さん主演の舞台「十二人の怒れる人々」観てきました!
今回もまたS良さんが誘ってくれたよ。有難う!
お恥ずかしながら元々の映画『十二人の怒れる男』を観た事が無く、タイトルと簡単な内容だけしか知らなかったので、どうなるのか最後までドキドキしながら観賞。
会場が小さいので臨場感がもの凄かったです。
夏のとても暑い日、というのが役者さんの動きと表情だけでリアルに伝わってくるのにまず驚いた。まるで自分まで猛暑の中にいるように感じる。や、役者さんって恐ろしい…!!と改めて実感。
一室で話し合う12人がそれぞれ自由に動いている(別の人たちが話をしてるときに、関係ないキャラクターが水を飲みに行ったりする)のが自然で、本当に窓から彼らをこっそり覗いてる気分になって息を潜めてしまうほど。
ストーリーは、裁判員制度が導入された現在の日本なればこそ、胸に迫るものがありました。
果たして自分があの立場に立たされたとしたら、ここまでやれるだろうか。自分は12人のうちどの人と同じように考えるだろうか。そしてどの人と同じように「考えたい」だろうか。そんなことを自然と考える重さと、しかし苦しいだけでなく人が人のために「最後まで考えることを捨てない正義」と「自分の弱さに負けない勇気」を見せてくれる夏の夕立のような涼やかさとに満ちた話だったと思う。
主軸が「事件の真相」ではなく、あくまで「有罪と断定するために最早何も疑問は無いのかどうか」という内容なのが興味深かったです。これは一度映画の方も観てみたい。
祐基さんが終始シリアスな役(当たり前)なので、最後の挨拶のときに初めて笑顔を見られてなんかほっとした(笑)
あーそれにしてもホンット祐基さん舞台上での存在感凄いな!役者さん全員、キャラクターがビシッと出ていて12人全員が少しも霞まないんだけど、その中でも「1人だけ有罪に疑問を提示していく陪審員」の静かだけど迫力ある役どころをしっかり演じておられたよ。
素晴らしかった!
有難う誘ってくれたS良さん!
…と、大満足だったんですが一点だけ。
私の前に座ったお姉さんが、ムーミンのミィみたいなお団子頭しててさ…舞台のど真ん中が思いっきり見えなかったんだよね…。ああいうの舞台とか映画とか観る時にする髪型じゃないんだぜ…迷惑にも程が…。いやもう「その頭のアナログスティックを切り取ってやろうかァァァァ!」と何度叫びそうになったかわからん。当然叫ばなかったが。
30日12時からの回で真ん中へんに座ってたマリリンモンローのシャツ着てたネェさん、お願いだから次からは後ろに座る人がいることも考えておくれなー。観劇の際にストール持ってくるほど用意がいい人だったのに、何故そこには気付いてくれなんだのですか…orz。
ちなみに帰りは池袋寄ってナンジャで餃子とアイスを喰らって帰りました。
たーのしかった!
企画・製作 エアースタジオ
会場・AQUA studio(東日本橋)
●あらすじ
法廷に提出された証拠や証言は被告である少年に圧倒的に不利なものであり、
陪審員の大半は、少年の有罪を確信していた。
全陪審員一致で有罪になると思われていたところ、ただ一人、陪審員8番だけが、
少年の無罪を主張する。
彼は、他の陪審員たちに、固定観念に囚われずに証拠の疑わしい点を一つ一つ
再検証することを要求するが・・・
※※※※
というわけで、佐藤祐基さん主演の舞台「十二人の怒れる人々」観てきました!
今回もまたS良さんが誘ってくれたよ。有難う!
お恥ずかしながら元々の映画『十二人の怒れる男』を観た事が無く、タイトルと簡単な内容だけしか知らなかったので、どうなるのか最後までドキドキしながら観賞。
会場が小さいので臨場感がもの凄かったです。
夏のとても暑い日、というのが役者さんの動きと表情だけでリアルに伝わってくるのにまず驚いた。まるで自分まで猛暑の中にいるように感じる。や、役者さんって恐ろしい…!!と改めて実感。
一室で話し合う12人がそれぞれ自由に動いている(別の人たちが話をしてるときに、関係ないキャラクターが水を飲みに行ったりする)のが自然で、本当に窓から彼らをこっそり覗いてる気分になって息を潜めてしまうほど。
ストーリーは、裁判員制度が導入された現在の日本なればこそ、胸に迫るものがありました。
果たして自分があの立場に立たされたとしたら、ここまでやれるだろうか。自分は12人のうちどの人と同じように考えるだろうか。そしてどの人と同じように「考えたい」だろうか。そんなことを自然と考える重さと、しかし苦しいだけでなく人が人のために「最後まで考えることを捨てない正義」と「自分の弱さに負けない勇気」を見せてくれる夏の夕立のような涼やかさとに満ちた話だったと思う。
主軸が「事件の真相」ではなく、あくまで「有罪と断定するために最早何も疑問は無いのかどうか」という内容なのが興味深かったです。これは一度映画の方も観てみたい。
祐基さんが終始シリアスな役(当たり前)なので、最後の挨拶のときに初めて笑顔を見られてなんかほっとした(笑)
あーそれにしてもホンット祐基さん舞台上での存在感凄いな!役者さん全員、キャラクターがビシッと出ていて12人全員が少しも霞まないんだけど、その中でも「1人だけ有罪に疑問を提示していく陪審員」の静かだけど迫力ある役どころをしっかり演じておられたよ。
素晴らしかった!
有難う誘ってくれたS良さん!
…と、大満足だったんですが一点だけ。
私の前に座ったお姉さんが、ムーミンのミィみたいなお団子頭しててさ…舞台のど真ん中が思いっきり見えなかったんだよね…。ああいうの舞台とか映画とか観る時にする髪型じゃないんだぜ…迷惑にも程が…。いやもう「その頭のアナログスティックを切り取ってやろうかァァァァ!」と何度叫びそうになったかわからん。当然叫ばなかったが。
30日12時からの回で真ん中へんに座ってたマリリンモンローのシャツ着てたネェさん、お願いだから次からは後ろに座る人がいることも考えておくれなー。観劇の際にストール持ってくるほど用意がいい人だったのに、何故そこには気付いてくれなんだのですか…orz。
ちなみに帰りは池袋寄ってナンジャで餃子とアイスを喰らって帰りました。
たーのしかった!
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