伊達の鬼軍師片倉小十郎 5。
2010年12月9日 アニメ・マンガ
…の感想を書きたかったのに、表紙絵が5だけまだ無いという罠。
というわけで、画像は4巻。
この巻の表紙も好きですが、5巻!5巻の主従ツーショットがものすごくいいんだ…!若が前に座ってる小十郎の背に上体乗っかる姿勢で右肩に肘ついて、左肩掴んでるのが仲の良い兄弟みたいですごく可愛いんだ…!もう一目見ただけでにこにこしました。だておにの主従はこのちょっと砕けた兄弟っぽい関係が凄くいい。伊達主従は基本どこも仲いいけど、だておにが一番「仲良し」って表現に近い気がするな〜。
で、表紙だけで長々語れる位すっかりハマリの「伊達の鬼 軍師片倉小十郎」5巻。バンチ休刊に伴い、この巻までを「立身出世編」として一区切りです。どうなることかと思ってたけど、ゼノンで「伊達の鬼バリエンテス」として続いてくれてほっとしたよー。
4巻がとび丸達のピンチに成実と小十郎が駆け付ける!という気になるところで終わっていたので、帰宅まで待ちきれず帰りの電車で読み始め。
とび丸と小十郎の幼い頃のエピソードが健気で泣けた…。そうか、とび丸が小十郎を特別に慕ってるのは、幼い妹を助けるために命をかけてくれた姿に惚れ込んだからなのか…。こういうエピソードを丁寧に入れてくれるのがいいなぁ。
って、とび丸ってオリキャラじゃなくて太宰金七だったのか!うわ、ちょっとびっくりした!
成実の猛将っぷりも今回派手に描かれてましたねー。目を閉じて戦いに挑む、っていうのは本当は「面白くない」からじゃなくて、相手により強さを思い知らせて恐怖を与えるためなのかな、とも思ってみたり。
そしてヒーロー小十郎の登場&政宗様の駄目押しで大団円。
「いつもいいところ持ってかれるんだよな…」と愚痴る成実が可愛い。だておに成実はちょっとお馬鹿で、でも義に厚い真っ直ぐさが素直に表れてて和みます。あの黒目がちな愛嬌のある顔がまた良いわー。
しかし政宗様、もちろんとび丸達を助けたいと思ったんだろうけど、あそこまで大群引き連れてきたのはやっぱ小十郎のためだよねぇ(笑)
だておにの義姫はちょっと鬼姫将というよりは単に性悪なイメージで残念な気分だったのですが、この巻でかなりそれが変わったのが嬉しいです。
小十郎にしてやられた瞬間に、頭が冷えて視野が一気に広がったということなのかな。最終的に本当はどっちの息子も愛してるのだということが伺える言葉を輝宗様が言ってくれて嬉しかった!
にしても輝宗様はどこまでもカッコいいです。壮年の魅力爆発。迫力が違うわー。
…バリエンテスではやっぱり「あの」展開で亡くなってしまうんだろうか…。史実なんだからと分かっちゃいるんだが本音では生きてて欲しいよー!
あ、小次郎が斬られなくて本気で安心しました…。なにせ大河で号泣したもんな…だておにの小次郎もいい子だけにどうなるのかとドキドキしてたんですが、若が苦渋の選択せずに済んで本当に良かったよう(嬉涙)
しかしあのシーンの小十郎はちょっと意地悪だった。だがそこがいい!(笑)
今は亡き友、蘭丸との会話もぐっと来ましたねー。
共に夢を追う主を支えるという立場でありながら、一足早くその果てへ逝ってしまった蘭丸と、まさにこれから夢を追う小十郎。別れ際に交わす笑顔が清々しくて切ない…。
こういうところも含めて、だておには戦の見せ方が上手いと思います。
槍の孫三郎との一騎打ちのシーンは胸に迫った。敵が単にやなヤツ!じゃなくて尊敬しあえる好敵手として描かれてるのは気持ちが良いです。
以前の巻の「胸躍らせてくれるわ!伊達者め!」の辺りとか、命の取り合いだというのにお互いに相手を認め合って刃を交えることに誇りを持って戦っている姿勢がいいなぁ。
戦はどうしたって命奪い合う悲惨なものなんですが、その中でも相手の生き様を認めて受け止めるという姿勢が垣間見えるからこそ戦国歴史ものは魅力的なんだろうなと。
そして最終回、家督を継ぐことになった政宗との会話。
綱元に小十郎を頼む、と言う政宗様もいいが、兄弟同然ゆえ何かあれば真っ先に駆けつけると約束する綱元もいい!個人的に政宗様+伊達四天王はみんな仲良しだといい派、特に綱元と小十郎は喜多さんを挟んでお互い兄弟のように思ってるといい派なんで、こういうのは嬉しくてによによします。
お夕ちゃんへの「俺の右目を支えてやってくれ」という真面目な台詞から「ようこの朴念仁に嫁いでくれた!」の流れが可愛くてならん!もうホントだておに政宗様は直球で小十郎は俺の右目!特別!大事!ってみんなに言うよね!かわいとしくて困るわ!(笑)
喜多への言葉も良かったなぁ。大河で何が悲しいって政宗の不興買って城下がった喜多さんがそれっきり帰ってこられなかったことなんだよね。片倉姉弟好きなだけに切なかった…。
あと、供もろくに連れずいきなり小十郎の屋敷に現れる政宗様ってとこがものっそいツボでした。この主従の寧ろ雑なほどの絶対の信頼感がいいんだよなぁ…。
まだまだ書きたいことがあるけども、それは5巻の画像が入った時に追加で語ろうと思います(笑)
とりあえず、バリエンテス楽しみだー!
ちなみにものすごくどうでもいい余談。
某すももなアニメの曲「切情!佰火繚乱」がだておに主従(伊達主従じゃなくて「だておにの」伊達主従)過ぎて軽く萌え死ねる今日この頃。腐の意味ゼロなのに何故こうまでハマるか…!(笑)
というわけで、画像は4巻。
この巻の表紙も好きですが、5巻!5巻の主従ツーショットがものすごくいいんだ…!若が前に座ってる小十郎の背に上体乗っかる姿勢で右肩に肘ついて、左肩掴んでるのが仲の良い兄弟みたいですごく可愛いんだ…!もう一目見ただけでにこにこしました。だておにの主従はこのちょっと砕けた兄弟っぽい関係が凄くいい。伊達主従は基本どこも仲いいけど、だておにが一番「仲良し」って表現に近い気がするな〜。
で、表紙だけで長々語れる位すっかりハマリの「伊達の鬼 軍師片倉小十郎」5巻。バンチ休刊に伴い、この巻までを「立身出世編」として一区切りです。どうなることかと思ってたけど、ゼノンで「伊達の鬼バリエンテス」として続いてくれてほっとしたよー。
4巻がとび丸達のピンチに成実と小十郎が駆け付ける!という気になるところで終わっていたので、帰宅まで待ちきれず帰りの電車で読み始め。
とび丸と小十郎の幼い頃のエピソードが健気で泣けた…。そうか、とび丸が小十郎を特別に慕ってるのは、幼い妹を助けるために命をかけてくれた姿に惚れ込んだからなのか…。こういうエピソードを丁寧に入れてくれるのがいいなぁ。
って、とび丸ってオリキャラじゃなくて太宰金七だったのか!うわ、ちょっとびっくりした!
成実の猛将っぷりも今回派手に描かれてましたねー。目を閉じて戦いに挑む、っていうのは本当は「面白くない」からじゃなくて、相手により強さを思い知らせて恐怖を与えるためなのかな、とも思ってみたり。
そしてヒーロー小十郎の登場&政宗様の駄目押しで大団円。
「いつもいいところ持ってかれるんだよな…」と愚痴る成実が可愛い。だておに成実はちょっとお馬鹿で、でも義に厚い真っ直ぐさが素直に表れてて和みます。あの黒目がちな愛嬌のある顔がまた良いわー。
しかし政宗様、もちろんとび丸達を助けたいと思ったんだろうけど、あそこまで大群引き連れてきたのはやっぱ小十郎のためだよねぇ(笑)
だておにの義姫はちょっと鬼姫将というよりは単に性悪なイメージで残念な気分だったのですが、この巻でかなりそれが変わったのが嬉しいです。
小十郎にしてやられた瞬間に、頭が冷えて視野が一気に広がったということなのかな。最終的に本当はどっちの息子も愛してるのだということが伺える言葉を輝宗様が言ってくれて嬉しかった!
にしても輝宗様はどこまでもカッコいいです。壮年の魅力爆発。迫力が違うわー。
…バリエンテスではやっぱり「あの」展開で亡くなってしまうんだろうか…。史実なんだからと分かっちゃいるんだが本音では生きてて欲しいよー!
あ、小次郎が斬られなくて本気で安心しました…。なにせ大河で号泣したもんな…だておにの小次郎もいい子だけにどうなるのかとドキドキしてたんですが、若が苦渋の選択せずに済んで本当に良かったよう(嬉涙)
しかしあのシーンの小十郎はちょっと意地悪だった。だがそこがいい!(笑)
今は亡き友、蘭丸との会話もぐっと来ましたねー。
共に夢を追う主を支えるという立場でありながら、一足早くその果てへ逝ってしまった蘭丸と、まさにこれから夢を追う小十郎。別れ際に交わす笑顔が清々しくて切ない…。
こういうところも含めて、だておには戦の見せ方が上手いと思います。
槍の孫三郎との一騎打ちのシーンは胸に迫った。敵が単にやなヤツ!じゃなくて尊敬しあえる好敵手として描かれてるのは気持ちが良いです。
以前の巻の「胸躍らせてくれるわ!伊達者め!」の辺りとか、命の取り合いだというのにお互いに相手を認め合って刃を交えることに誇りを持って戦っている姿勢がいいなぁ。
戦はどうしたって命奪い合う悲惨なものなんですが、その中でも相手の生き様を認めて受け止めるという姿勢が垣間見えるからこそ戦国歴史ものは魅力的なんだろうなと。
そして最終回、家督を継ぐことになった政宗との会話。
綱元に小十郎を頼む、と言う政宗様もいいが、兄弟同然ゆえ何かあれば真っ先に駆けつけると約束する綱元もいい!個人的に政宗様+伊達四天王はみんな仲良しだといい派、特に綱元と小十郎は喜多さんを挟んでお互い兄弟のように思ってるといい派なんで、こういうのは嬉しくてによによします。
お夕ちゃんへの「俺の右目を支えてやってくれ」という真面目な台詞から「ようこの朴念仁に嫁いでくれた!」の流れが可愛くてならん!もうホントだておに政宗様は直球で小十郎は俺の右目!特別!大事!ってみんなに言うよね!かわいとしくて困るわ!(笑)
喜多への言葉も良かったなぁ。大河で何が悲しいって政宗の不興買って城下がった喜多さんがそれっきり帰ってこられなかったことなんだよね。片倉姉弟好きなだけに切なかった…。
あと、供もろくに連れずいきなり小十郎の屋敷に現れる政宗様ってとこがものっそいツボでした。この主従の寧ろ雑なほどの絶対の信頼感がいいんだよなぁ…。
まだまだ書きたいことがあるけども、それは5巻の画像が入った時に追加で語ろうと思います(笑)
とりあえず、バリエンテス楽しみだー!
ちなみにものすごくどうでもいい余談。
某すももなアニメの曲「切情!佰火繚乱」がだておに主従(伊達主従じゃなくて「だておにの」伊達主従)過ぎて軽く萌え死ねる今日この頃。腐の意味ゼロなのに何故こうまでハマるか…!(笑)
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