一から十まで。

うっわあやられた！と叫ばざるを得なかった今日のシンケン。

我が家のDVDレコーダーが絶不調に陥ってから視聴が一時期飛び飛びになってたのもあり、日記にも書かず大変静かにしてましたが実は超燃えてました衝撃の真実→最終決戦の流れ。
一言で言うなら、とにかく上手い。
純粋な視聴者目線というより思わず「話の作り手」目線で見てしまうくらい、キャラクターの見せ方とか話の持って行き方、絡め方が本当に上手い。きちんと一年間のストーリーが「流れ」として練られてるからこそそう見えるんだと思いますが、その風呂敷の畳み方が綺麗です。
ここに来て以前の伏線が生きてくるのも、ちゃんと着地地点決めてるから出来る技だと思うしなぁ。（前回の黒子さんの台詞はあの場面だからこそ最大に生きるものだったと感服。いつか再登場あると思ってはいたのですが、まさかこの局面まで引っ張って使うとは正直驚いた）
最終局面での新・仲間キャラ（しかもリーダー格）という難しい登場にもかかわらず、姫が「好感のもてる存在」として認識できるし旧メンバーたちに見劣りせず馴染むのも凄い。殿との対比の仕方やじいを横に配置したことで人間性をさくっと理解させちゃうんだもんなぁ。おかげでお姫ちゃん（と呼んでしまう）大好きです。結構本気で殿が婿入りしないかなーと思ってた、前回まで（笑）いやもっと凄いことになるとは予想外！（笑）
お約束とか少年漫画的燃えどころをきちっと押さえながらも、単純に読みきらせないよう驚きを盛り込んでくのは難しいと思うんですが（特に戦隊は長寿シリーズだけにある程度パターンが出尽くしてる部分もあるし）シンケンはその辺すごく出来がいいなぁ、と。
それだけに最終回の着地の仕方が楽しみです。あんまり期待のハードル上げてもアレかなあと思いつつも、ここまできたらすんごい最終回にして欲しい。久しぶりに最初から最後まで楽しかったよ！

…まぁとりあえず録り損ねた分はDVD買います（笑）。
てゆか今年フラッシュとジュウレンDVD来るんですけど何この私的戦隊イヤー。まぁ本番は来年だがな！（ファイブ来るぞー！）