夏なーのにー。

なにこれ寒いんですけどぉぉぉ！
いや昼間はともかく朝方と夜中がもう秋レベルなんですけど！
朝は本気で着ていく服に悩みます。まぁ歩いてるとそこそこ暑いんだけどさ。でももう長袖OKって、あれ、まだ8月・・・だよね？（汗）

そんな火曜日。
原稿広げてたのに「ほん怖」をうっかり見てました。
チキンですが怖い話は大好きです。
そして大体風呂入るときや寝るときに思い出して後悔します（とほほ）。
私は大人になってからはそういうのに遭遇してない「見えない人」ですが、そういや10代までは不思議な経験が幾度かあったなぁなんて思い出してみたり。
特に高校時代。うちの高校、歴史が古いだけに「出る」と有名だったからなぁ・・。
・・・ちょっと思い出しついでに書いてみるか（笑）
私の実話のみ。（伝聞だともうちょっと色々ある）

?踊り場の足
放課後、2階の階段脇で友達を待ってたら、上から誰かが階段を降りてきた。階段の隙間から女子の制服を着た足が見えたので、友人かな？と思ったら、その人は踊り場でぴたりと止まってそれきり動かない。あれっと思っていたら上から友人が降りてきた。
「Iちゃん、今踊り場誰かいた？」
「いなかったよー」
「・・・・・・・・・・？？？」
誰だったんだろ。

?部室の前で
放課後、部活メンバーで集まっていた時の事。
廊下を歩いてくる足音が聞こえてきて、中にいた1年全員は「先輩かな？」となんとなくドアの方を見ていた。すると、足音はドアの前まで来てぴたりと止まり・・・・それっきり入ってこない。
私たちの部室は生物教室を利用していたので、全ての窓（ドアのも）に暗幕がかかっていた。通常、部活のときは外側の窓はいつも暗幕を開けていたが、廊下側の暗幕は面倒なのでそのままにしてあり、部室から廊下の様子は見えなかった。
なんとなーく気味悪いなぁ、なんだろ？とみんなが顔を見合わせてドアを開けようか開けまいか迷ってた直後、別の足音が響いてきて部室に元気良くA先輩が入ってきた。
「先輩、今廊下に誰かいました？」
「いないよー？」
「・・・・・・・・」
・・誰だったんだろ。

?先に帰る人
友人と下校途中の話。
うちの高校の裏門からバス停のある大通りまでは細い下り坂の一本道（左右は民家）だった。見通しは悪いがまっすぐ行くしかないその道で、女子生徒が一人、私たちの先の方を歩いていた。
別に疑問も抱かずその子の後を追うように歩いていた私たちは、大通りに出る道でバス停方面に右折した彼女に遅れることおそらく1分未満、同じようにバス停方面に曲がったとき。
・・・・通りには学生はだーれもいなかった。
大通りは見通しよく一本道。入るような店もない。近くの歩道橋にも人影なし。無論バスは来ていない。
「・・・・・・今さぁ」
「うん、いなくなったね」
「「・・・・誰だったんだろ」」

?旧校舎のトイレ
文化祭の準備で遅くまで残ってたある日のこと。
部室である旧校舎3階生物室（特別教室は教室と渡り廊下で繋がる旧校舎に全部あった）で作業中、友人とトイレに一緒に行った。旧校舎は放課後は部活で利用してる文化部が少人数いる程度なので当たり前だが個室は全部空いていた。私も友人もトイレに入り、2人とも同時くらいに出てきた・・・ところ。
個室1つが使用中になっていた。
「・・・・・・（晶左ぁ、さっきあそこ誰か入ってたっけ・・）」
「・・・・・・（いや、いなかったはずだよね・・）」
ひそひそ話す私たち。
実は旧校舎のトイレ、入り口の部分に西部の酒場の入り口のアレみたいな人の胴部分辺りだけの両開きドアが付いており、これが開けると必ずぎーぎー大きな音をたてるのだった。つまり、誰かが後で入ってきていれば、必ず音がするはず。しかし私も友人も物音ひとつ聞いた覚えが無い。
「・・・・・Iちゃんや」
「晶左や・・・・」
「「見なかったことにしようね」」
2人してその場をすたこらさっさと逃げた私たちだった。（君子危うきに近寄らずっつーかチキン）
流石に誰だったかはどうでもいい。
ちなみにその後、帰りにこっそり覗いたらもう誰もいなかったよ。（使用中解除されてた）

・・・・そんな色々ありましたうちの高校。
まぁばっちり見たわけでもないので全て「不思議だなぁ」で終わりました。しかし今考えると全部女子っぽいってことは同じ子だったのかなぁ。

夏も終わりの軽い怪談でありました。
20過ぎてからは不思議経験も特に無いので、このまま無事に過ごしたいと思います。怖い話聞くのは好きだけど、実体験はしたくないです。肝試しとか心霊スポットとか死んでも自分からは行かねぇ。（←お化け屋敷も入るのダメな人。特記事項：チキンです）

まぁ、今は真っ白な原稿が何より怖い。（リアルだなぁ・・・）さて頑張るべぇ・・・。