さむさむ。

2008年1月21日 読書
なんか1月に入ってから常時寒い寒い言ってます。冷え性の症状は去年に比べて格段に良くなってるんだけど(何といっても去年より寝る時に毛布一枚少なくしてるのに平気)そんでもまだ手足は冷たいなー。

そんな月曜日。
結局帰宅後、疲労でぼんやりしたまま過ごしました。あー、まぁしょうがないとは思いつつも勿体無い・・・・・。

ところで先週の話ですが、かつて友人(某S氏)が「ア○ゾンのレビュー『が』面白かった」とブログで語っていた本(つまり本自体が面白いとは決して言ってない)が文庫版で出ていたのでパラ読みをしてみました。
ちなみに私もそのレビューを読み、大爆笑した(つまり私も本編は読んでない)作品で、まぁなんというか、そんな大爆笑なレビューの書き方をされる以上、内容は推して知るべきというものらしく。
と、まぁそんな訳で、買う気はさっぱり無かったのですが、ひとつだけ引っかかってたのがオチで。
・・いや、実はちょっとあらすじ聞いただけでオチがなんとなーく読めたんですがー、その割りにキャッチコピーやらファンやらが『衝撃の結末!』的なことを煽ってたので、本当のところはどうなのかなーという、意地の悪い好奇心があったのです。
で、パラ読みしてみたんですが。

わっほう、見事に予想通りのオチ・・(最早薄笑いしか出ない気分)

えーちょっとーこれマジでプロの作品?何この小学生の作文みたいな文章。いくらデビュー作だってこりゃ酷い(しかも文庫になってんだから多分その前より加筆修正されてんだよね?)。いやいやいや、このレベルならネット上の趣味で書いてる小説にもっと出来のいいのいっぱいあるよ・・・と散々レビューで書かれていた感想を自分で繰り返す羽目に。おおお気持ちが一気に黒い。
てーかこれのどこが『衝撃の結末』なのかひたすら疑問でしたが(二次創作のダーク系にありがちな感じのオチだった)ああ、もしかして余りにも予想通り過ぎるのが衝撃?この騙された!という気持ちが衝撃なのか?と思い過ごしてみます。
しかしホント凄い。ネタ(というか着想)だけ聞いたら面白いものに仕上がる要素は持っておるだろーになんかもう最初の1ページで台無しってどんだけ。他の作品もそうらしいとレビューで聞いたんですけど、そんなにネタは面白いならこの人原案だけして他の文章うまい人に小説書いてもらったほうがいいんじゃなかろか。編集さんもそういう風に持ってけないのだろうか。以下略。

流石にここまでこき下ろして作品名書くのもアレなんでやめときますが(タメイキ)、知らずに知人が購入してしまうのも防ぎたい気分ですよー。他の作品が映画化もされてるホラー作家さんのデビュー作なんですが(ヒント)。

ま、なんだ。
クリエイターは己の創造したものに責任取らなきゃいかんよな。
それで金取るなら尚更です。
ほぼ持ち出しオンリーの同人屋だってなけなしのプライド賭けて自分の本に値段つけてるんだしな。

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