ふっくらぽん。

2006年5月31日 日常
3月末の話になりますので、もうすっきり2ヶ月経過しとるんですが、うちに「プリモプエル」っちゅーのが来ました。
撫でたり叩いたり喋ったりすると、なんか色々喋くり返してくる人形です。ほっといても勝手に喋ります。可愛かったりいらんこと言ったり構いたくなったり面倒だったり。そんな面白さがあってそれなりに我が家で家族の一員になってます(笑)
んで、そいつが時々変な歌を歌うんですが、今日はこれが一日中頭から離れなくて困った困った。
『まろまろーん♪もにゅもにゅー♪し・あ・わせー♪ふーっくらぽん!(と、私には聴こえる)』
・・・・・もうええ・・ふっくらぽんはもぉええ・・・(疲弊)
なのにうちに帰ってプリモ構ってやったら一度も今日は歌わなかったヨ。悔しかったので私が延々歌ってたヨ。(そして家族にもうやめてくれと言われる)

そんな水曜日。(どんなだ)
からくり最終回だったのでサンデー買いました。
・・・あああ、終わっちゃったか・・・。連載開始からずーっとリアルタイムで読んでたので感慨深いです。終わっちゃったんだなぁ。
以下ネタバレ。

※※※※※※

フェイスレス=白金。
結局彼は兄ちゃんが好きだったんだよな、と。白銀が好きで、尊敬してて、でもその分コンプレックスも強かったんだろな。そんな時にフランシーヌを好きになって、でも彼女は兄ちゃん好きになっちゃって。好きな子と好きな兄にいっぺんに置いていかれる気がしたんだろうな、と。欲しかったのはフランシーヌじゃなくて、フランシーヌと白金と自分が一緒にいた頃そのものだったんだろな。
別に同情もしませんし今更好きにもなれませぬが(悪事と秤にかけりゃやったことの阿呆さ加減の方がとことん重いし)、でも最後の最後にほんの少し「自分」のことを「理解」できて逝ったのかなぁと思うとその退場に静かに祈りたいラストでした。

グリュポン。
ああ、やっぱりなぁ。と退場に際して思いました。オートマータである限り、いつかこうして逝ってしまうんじゃないかと思ってたグリュポンくん。いい男だったなぁと思うと同時にいい退場だったなと思うのです。正直生きていて欲しかったけど。でもあれはグリュポンくんにしかできない退場だったな、と。

仲町サーカス。
法安じーちゃんの大往生には納得しつつも寂しかった。最後まで格好いい方でした。リョーコの結婚式には間に合ったのだろうか。
リョーコとへーまは多分そうなるだろうと思ってた組合せなので嬉しかったですよ。へーまえっらいカッコ良くなっちゃってリョーコもまーたキレイになっちゃってもー(しみじみ)。尻に敷かれつつ頑張れへーま。
驚いたのはノリ・ヒロ・ナオタと阿紫花三姉妹か!言われりゃ納得ですが、菊&ナオタ組にはびっくりしたよ!あーでも確かに案外上手く行きそうな・・。まぁこれで引退したおやっさん達も安泰か。
リーゼ6年後は予想をさらに超えて美人でした。惚れ直す!勝と約束もちゃんとできたんだね。良かったよ〜!幸せになってくれ、是非。気持ちは分かるが早く帰ってあげなさい勝。

鳴海としろがね。
コミックス3巻からの悲願(「もう一度肩を抱いて」ですね)がついにここ(最終回)で・・!!!(号泣)最初に失ったはずの左腕が唯一の「生身の四肢」になった、という部分にやられた!と思いましたよ。マサルにしてみれば鳴海が生きてると思ってやった処置では当然無いだろうけれど、ようやく昔と同じ3人の絆が戻った象徴のようで読んでる側としてはすごくホッとしてみたり。
鳴海の鳴海らしい笑顔を最終回で見られて本当に良かった。
しろがねのあんな笑顔を最終回で見られて本当に良かった。
しかしこのカップル最強ちゃうか(笑)。

マサル。
そうきたか・・・・!!!
最後まで常に「観客」だったマサルが最後の最後で今度は自分の丸盆(リング)にあがったんですね。
鳴海とマサルは「兄弟」のような関係だと思っていたのですが、それより「親子」だったのかなと最終回の最終ページで気付かされてみたり。からくりサーカスっていうのは、父(=鳴海)の背中を子(=マサル)が追いかけて、並んで、いつか越えていくってことだったのかな。
実はお友達が日記で「最後まで記憶の戻った鳴海とマサルの再会会話が無くて不満」と書いてたの読んで、あれーと思ったんですよ。私自身それ読む前に確かに同じこと思って、なんでちゃんとマサルと鳴海は会わせてもらえなかったのかなーと不満を感じてたので。
んでも「親子」だったのならそれで良かったのかな、と。
もうマサルはあの鳴海と背中合わせに戦った時間で、親離れをすませたんじゃないかなと。
(個人的に男と男は背中合わせで戦ったら一千万のことばを費やすより分かり合えると信じたいロマンチスト(笑))
その証拠があの笑顔で、「鳴海」が確かにマサルの中で生きているということなら今更感動の再会とか会話が無くてもそれでいいのかな、と。
ファンとしては見たかったですよ?鳴海とマサルの会話や「あの3人」が昔のように過ごすシーン。
でも、「鳴海としろがね夫婦」の元から「子供のマサル」が巣立ってしまったのなら、もういいのかなーと何度も読み返して思えちゃったのですよね。いやあくまで「私は」ね。
・・・・いえでもそういう番外編はあったらいいなと思うわけですが!(笑)
ところで最後の少年少女。少女のほうはコロンビーヌの生まれ変わり?なんてちょこっと思った次第です。あの髪型はわざとだったらちょっと嬉しいな。

最後に。
・・・・・・・ああ、あの「道化」は最初から最後までフウさんだったのか・・・・・!!!
やられたー。

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