久々ひー兄ちゃんばーじょん黄龍戦記・こっそり番外編。いやバレンタインになんも企画できなかったんで・・・。

※遅くなってごめんなさい。この日記は九龍学園クリア後ボーナス使用2周目プレイ記よ。ネタバレや本来のゲーム内には無い創作設定が多いので、閲覧には注意してね。うふふ・・(美里)

※※※※※※※※

九龍「えー、そんな訳で完結と言いつつ久々にこんなとこで番外小ネタなワケです黄龍戦記だイエー!!」
八千穂「いえー!!どんどんぱふぱふー!!」
皆守「・・お前らこっちのシリーズだと更にテンション高いな・・」
九龍「おいおい甲やん、それはいいっこなしヨ!実際あっちの九龍と俺は似てるけど基本的に別人だかんネ!やっちーや甲やんもそうだろヨ?」
八千穂「うんうん」
皆守「まぁな。・・いやそれはともかく、今日は一体何なんだ?」
九龍「ふふふ、今日は特別企画!ひー兄ちゃんの2/14を追え!だヨ!まぁとくと見るがいいヨひー兄ちゃんのモテ王っぷりを!」
皆守「・・だから何でお前が自慢げなんだ」

そんな訳でここで時間はちょっと戻って黄龍様2005年のバレンタインはどうだったのかを今更番外編でこっそりお届け。
さて、昨年末(誕生日前)に無事天香での戦いを終え、かつての仲間達の下へ戻った龍麻さん。2/14には何をやってたかと言いますと。
舞子「待ってェダーリン〜」
藤咲「んもう龍麻ったら・・これ以上焦らさないでよ、じゃないとあたし・・・」
芙蓉「御主人様・・何処に?」
・・・・いつもの如くでした。
年明け後2ヶ月、実家に帰ったり恩師、老人、仲間その他もろもろ挨拶回りや久し振りに実家(岩手)に帰省し義理の両親と義理の兄夫婦にさんざん構われたりと忙しなく、結局しばらく日本生活の黄龍様。本日2/14は当然の如くあちこちで追っかけまわされです。
龍麻「・・・・・・・・・・・(タメイキ)」
村雨「おいおい、贅沢なため息吐くねェ先生」
京一「ま、追っかけまわしてるメンツを考えるとひーちゃんの気持ちも分からねェこともねェんだけどな」
霧島「相変わらず龍麻先輩はすごいですねッ!僕、改めて尊敬しますッ!!」
弦月「って何をやねん!」(ばしッ)
で、黄龍様がここにいるなら当然居ます相棒&弟(中国産)。
すっかり蓬莱寺家から放逐された感の京一さんと、アニキと再会するまでまた中央公園結界内ホー○レスだった弦月さんは、龍麻さんが高校時代一人暮らししてたマンションに一時帰宅したのをいいことにあっさり居候。ついでに御門のとこ追ん出された村雨さんも居候です。無論他の野郎連中も年中遊びに来るので一気に6年前の人口密度。寮を出たのに結局面倒見る相手の年齢層が上がっただけです龍麻さん。
龍麻「・・・・・・なんでだ・・?」
・・それは魔人仲間のノリが6年前と同レベルだからですかねぇ・・。
とはいえ3ヶ月ですっかり持ち前の母属性に磨きのかかった黄龍様。割と普通に馴染んでるみたいですが。
雨紋「けど龍麻サン、なんで逃げ回ってンだよ?・・そりゃまァ、ちょいとおっかねェけど・・チョコくらい前ン時も大騒ぎだったけど、結局平気で貰ってたろ?」
アラン「オウ、アノ時は凄かったデース!アミーゴの部屋、チョコでカンパイデシタ!」
弦月「ってそらカンパイやのうて『いっぱい』やろ!」
紅井「おお!流石ブルーとイエローだな!絶妙のコンビネーションだぜ!」
黒崎「フッ、これぞ変わらぬ友情というやつだ!」
如月「・・・いい加減に漫才はやめてくれないかな」
紫暮「なんだなんだ、相変わらず笑いには厳しいな如月は!はっつはっは!」
壬生「・・・別に厳しいわけじゃないと思いますけどね」
醍醐「おいおい、放って置くとどこまでも話が脱線するな」
御門「まったく、騒々しいことこの上ありませんね」
弦月「ってあんさんもちゃっかりおるやんか!」
如月「・・・・・・・・」
京一「おい劉ッ、亀の頭からケムリ出てんぞ。てかひーちゃん、おめェもぼーっと聞いてねェでつっこめッて」
とまぁみっちり野郎集団勢ぞろいの中、黄龍様は。
龍麻「(・・久し振りに聞くと本当にアランとトトって似たタイプだなぁ)」
とかボケたことを考えていたりしましたがそれは置いといて。
龍麻「・・いや、実は・・」
かくかくしかじか。
京一「なにィ!?」
弦月「アニキに一番早くチョコを渡した相手の!?」
如月「言うことをなんでも聞くと約束した、だって!?」
野郎全員「えええ!?」
龍麻「・・いや、別に俺が約束した訳じゃないんだけど」
天香の壁の外に出てきて早2ヶ月半、そろそろ周囲の怒りも収まったかと思いきや、女性陣は未だになかなか戻ってきてくれなかった黄龍におかんむりのご様子。とはいえ天香にいた所為というよりそれは6年間の世界放浪(拠点中国)の所為でしょうが・・・。
龍麻「そんなわけで、俺が一番最初にチョコを受け取った相手の言うことをなんでも聞けばいい加減勘弁してやろうってことらしいんだけど・・そうは言っても誰か一人の言うことを聞いて他のみんなを蔑ろにするわけにもいかないだろ。どうしようかと・・・・?」
話の途中の龍麻さんの肩をおもむろに村雨が叩きました。
龍麻「祇孔?」
村雨「いやぁ話の途中で悪いな先生。ちょっと忘れてたんだが、さっきパチンコで色々取って来たんでな、家主に謹んで進呈しとくぜ」
龍麻「ああ、ありがとう。随分食料品取ってきたんだな・・・」
戦利品の袋に手を伸ばしかけた、その瞬間。
如月「邪妖滅殺ゥゥ!!」
壬生「鎮魂歌を聴くがいいッ!!」
京一「剣聖ッ!天地無双ォォォ!!」
村雨「ちッ!五光狂幻殺ッ!!」
龍麻「わぁぁ!?」
いきなり奥義×4(3対1)炸裂に、飛び散る袋の中身、半壊するテーブル、びっくり黄龍。
醍醐「な、なんだ!?」
紅井「おおお!?まさか村雨は花札星人の変装だったのかッ!?」
黒崎「フッ、道理でフケ過ぎていると思ったッ!」
村雨「誰がだ誰がッ!」
雨紋「・・あンたらボケてンのに人の傷抉ンのは上手いのな・・」
そんな阿呆な会話を余所に、散らばった食料品の中からある物のカケラを拾い上げる御門。
御門「ほほう・・そういうことですか、村雨」
アラン「OH?・・ソレ・・チョコレートデスカ?」
霧島「板チョコ・・ですね。袋の中に入って・・・ああああ!村雨さんまさか!」
村雨「へッ、見破られるたァついてねェな」
京一「やっぱりてめェ、ひーちゃんにチョコ渡して言うこと聞かせようてェ腹づもりだったなァ!」
紫暮「なんだと!?」
醍醐「なに!?」
村雨「まァそういうこった。折角東京くんだりまで戻ってきたんだしな。ここらでツキのねェ相棒はお払い箱にして、俺と組むのが当たりってモンだろ先生?」
壬生「・・捨てる点には賛成しますが、新しい相棒案には同意しかねますね村雨さん・・」
京一「・・おいッ」
如月「その通り。単純に頭の悪い蓬莱寺君より、質が悪い所に連れて行かれる可能性が高いよ。そんなことは絶対に許すわけにはいかないね・・」
京一「てめぇら・・・!!」
御門「まったくです。馬鹿は馬鹿でも猿と狡猾な狒狒では厄介さが違いますからね」
京一「てッめェらァァァ!!!」
村雨「へッ、んな体裁のいい話で誤魔化すんじゃねェよ。つまるところ、お前さん方も狙いは一緒と見たぜ?」
壬・如・御「・・・・・」
弦月「え、え、え?まさかアンタら・・??」
霧島「そうか・・!龍麻先輩が『チョコを受け取った相手』ということは・・」
雨紋「別にオンナである必要は・・」

しーん。

・・・。

全員「わぁぁぁぁぁ!!」
一瞬静まりかえった室内に、次の瞬間爆発的な雄叫びが沸き起こり、地面に散らばったチョコの欠片を拾い上げる野郎共が。
アラン「アミーゴ!ボクとイッショにメキシコ行きまショー!!」
黒崎「ちょっと待ったァァ!ひーちゃんはイギリスで俺と新たなるコスモの伝説を!」
紅井「待てェェ!師匠は俺と新宿と練馬の平和を守るために帰ってきたんだッ!」
紫暮「龍麻!お前の青春を俺と同じ職場にぶつけてみないか!」
如月「龍麻を危険な組織に勧誘しないで欲しいな紫暮!!龍麻!!僕と共に骨董品店を経営してみないか!?君が望むならロゼッタとの取引など蹴ってもかまわない!」
雨紋「いくら忍者でもそればっかりはダメだぜ如月さン!龍麻さン!『CROW』のボーカルの座はいつだって龍麻さンの為に空けてあンだぜ!!」
霧島「先輩!僕を先輩の相棒にしてください!」
京一「諸羽てっめェ!ひーちゃんの相棒は師匠のこの俺と決まってんだぞ!」
霧島「すみません京一先輩!でも京一先輩を師と仰ぐ以上、僕の目標は龍麻先輩の相棒になることなんです!!龍麻先輩を僕に下さい!」
京一「やれるかァァ!!!てかそもそもなんだその恐ろしい発言はァァァ!!」
壬生「・・・・龍麻・・僕は君の為ならM+Mを滅ぼしても・・」
醍醐「ちょ、ちょっと待てお前ら!龍麻にも龍麻の都合というものがあるだろう!!」
弦月「わー、醍醐はんだけが相変わらずマトモなお人や・・(涙)」
御門「まったくですね。しかしここでいい子にしていたところで何を得られるというのか」
村雨「へッ、珍しく意見が合うねェ御門ちゃんよ」
御門「フッ、意見が合ったからと言って仲良くする理由にはならないでしょうが・・」
村雨「そりゃあ当然だな・・」
弦月「ひー!!思いっきり花札と錫杖構えとるー!!」
てんやわんやの大混乱。
で、その中心の龍麻さんは。
龍麻「お・・」
全員「(ぎく・・)」
肩振るわせて怖い《氣》を発しておられました。
龍麻「お前ら・・」
京一「わ、ひ、ひーちゃん!?ほ、ほれ見ろ!お前らがつまんねェ事言い出すから!」
如月「た、龍麻!僕たちは何も無理強いしようと言うわけでは」
雨紋「そ、そうそう、龍麻さン!」
御門「ええ、悪いのは全部村雨で」
村雨「ち、ちょっと待て!便乗して騒いだのはお前らだぜ?なぁ先生?」
騒ぎ一転、罪の擦り付け合いになりました魔人男子集団を前に、黄龍様は床を指さし、一言。
龍麻「お前ら食料品を粗末にするなァァ!」
全員「だぁぁぁ!!」(一斉コケ)
弦月「ちゃうでアニキ!ツッコミ所そこ違うわァ!(汗)」
醍醐「・・・相変わらずだな龍麻・・・!」

一方その頃。

新宿区、真神學園では。

遠野「いい?ルールは正々堂々よッ!それからNGワードは『結婚して』『付き合って』『恋人にして』その他関係強要系だからねッ!」
藤咲「分かってるわよ。残念だけど・・そういうのは卑怯だものね。ふふ・・でもその代わり・・捕まえたら、みてらっしゃい龍麻・・v」
舞子「舞子ォ〜、ダーリンと遊園地行きたァい〜v」
マリィ「マリィは動物園ッ!」
裏密「うふふふ〜ミサちゃんはどうしよっかなァ〜。魔界巡り〜召喚魔法研究〜・・」
雪乃「(た・・龍麻くんが危ねェッ・・!なんとしてもここはオレが・・!)」
雛乃「(龍麻さんは命に代えても雛乃がお守り致します・・!)」
小蒔「ひーちゃんと・・ど、どうしよっかなボク・・へへッ・・v」
芙蓉「(御主人様と・・料理を・・・)」
桃香「燃えてきたわッ!次のショーにはグリーンと愛の大活躍よッ!!」
さやか「龍麻さんとデュエット・・夢みたい・・」
天野「あらあら・・厳しい戦いになりそうね・・」
美里「うふふ・・龍麻ったら」
比良坂「えへッ、龍麻さん・・今年こそ逃がしませんよ?」
犬神「(・・・・だからどうしてここでわざわざそんな恐ろしいミーティングをしなきゃならんのだ・・・?)」
マリア「(ウフフ・・まったくイケナイ子たちネ・・)」
犬神「(・・っておい!なんか戻って来てるぞ!?いいから早く逃げろ緋勇・・!!)」

なにやら更に大変な事態が勃発していたのでありました。
その時龍麻さんは!

龍麻「とっとと掃除機かける!あ、祇孔、壊れたテーブルゴミに出すから粗大ゴミシール買ってきてくれ」
村雨「へいへい・・・」
如月「ふッ、自業自得だね」
龍麻「翡翠、水拭き」
如月「・・・はい・・・」

掃除中でした。
さぁどうなる2005.2.14。

皆守「・・・で、どうなるんだ?」
九龍「・・次回へ続くんでないかネ?」
八千穂「えー!?あたし達の出番は!?あたしだってひーちゃんにチョコ渡したいもん!!」
九龍「フッフッフ、やっちー何かお忘れでないかネ?これは『黄龍妖魔學園紀』ですヨ?」
八千穂「あ!」
皆守「・・・フン・・なるほどな」
九龍「てなわけで、また次回!ってまぁソレがいつになるかは不明デスが」
皆・八「おい!!」
美里「(うふふ・・)」
比良坂「(えへッ・・・)」
九龍「・・・は、早いとイイネ!!出来るだけ!!(い、今なんか寒気が・・?)では、また次回に!!」

そんな訳で続きの予感。
ヒマな時にこっそりぼちぼち書きます。
感想とか来たら早く書くかも。ってそもそも誰も読んでないかと思うけども(笑)

コメント

nophoto
yu-ki
2006年3月28日4:15

はじめまして!このサイトの作品をいつも楽しく読ませていただいてます。魔人勢でこの数ということは、天香勢もあわせるとかなりの数になりますね。いったい龍麻は誰のものになるのでしょうか(笑)。続きを楽しみにしています。

晶左
晶左
2006年3月28日23:33

yu-kiさん<あわわ、ご感想ありがとうございますー!なんだか誰にも見つかってないかと思ってたので嬉しさと驚きであわあわしました(笑)こんなドタバタですが、楽しんで頂けてるようで本当に嬉しいですv相変わらずのトロさですが、頑張って続き書かせて頂きますね!

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