亀と黄龍様の合体技で変生喪部をあっさり倒した・・と思いきや、まだ喪部には意識が!更なるピンチにどうする黄龍様!?そしてはぎれっ子の危機にどうする九龍!?な、12話佳境。あああ、やっと・・後ちょっとだー!!(泣)・・といいつつこれが終わったらこっそり黄龍女主バージョンも書きたいなー・・とか思ってたり。・・・読む人いないか、やっぱ(笑)
万が一読みたい人がいたら掲示板に感想下さいナv3名以上いたら考えよう(笑)

※ふむ・・この日記は九龍学園クリア後ボーナス使用2周目プレイ記というのか。ネタバレ&ゲーム内には無い創作設定山盛り、ということのようだ。閲覧には、充分に気を付けておいた方がいい。では・・全力で読め!(弦麻)

※※※※※※※※

本日の特別会話〈歌姫+騎士編〉

?「じゃあ、ついに龍麻さんが帰ってくるんですねッ!」
?「ええッ、私、もう嬉しくて嬉しくて・・」
?「龍麻先輩にまた会えるなんて・・!ああ、先輩お元気かなぁ」
?「ふふッ、龍麻さんのことだもの、きっと元気よ」
?「そうですよッ、ああ・・やっぱり奇跡を信じて良かった・・。待ち続けていればきっと帰ってきてくれるって・・」
?「そうよね・・【愛】はどんなに遠くでもきっと届く・・」
?『私たち、龍麻さんのために歌いますッ!(主に龍麻さんを拘束する運命に対して!)』
?「わァッ!ち、ちょっと待って2人とも・・・!」

ダブル歌姫、熱唱中。騎士、吹き飛ばされ中。鎮魂歌とどっちが早く黄龍様の元へ届くかな?・・・どっちにしろ逃げて黄龍様ー!

さて、色々ピンチな黄龍様ですが、とりあえず目の前には鬼(ただし瀕死)が。
喪部「クク・・まさか、僕の《真の姿》でも及ばないとはね・・緋勇・・益々君に興味が沸いたよ。だからもっと戦い甲斐のある敵をあげよう・・この遺跡に巣食う、物の怪どもをね!!」
狂気に満ちた喪部の笑い声に答えるように、遺跡が振動を始めます。低く唸るような音と共に地下から巨大な影が染み出るように姿を現しました。
JADE「これは・・・」
九龍「って、《黒い砂》も出てないのにまたこのパターンかヨ!」
龍麻「化人、か。・・・・ここは、《誰の》かな」
皆守「・・・・!!」
夷澤「《誰の》って・・生徒会・・はもういないか・・」
響「わぁぁ!!き、来ますよ先輩ッ!」
九龍「よっしゃあッ・・・って、え、ひー兄・・?」
いつもの如く巨大化人とのバトルは自分の出番、と飛び出そうとした九龍を制する龍麻さん。続こうとしていた夷澤、響も慌てて止まります。
夷澤「龍麻さんッ・・?」
響「た、龍麻先輩・・・」
JADE「(・・ふむ)」
焦る後輩たちの後ろで、亀はさっさと静観モード。こういうところは流石、付き合いの長さが違います。
龍麻「悪いね、今回は下がってくれるかい?・・・甲太郎も」
皆守「ひーちゃん・・・俺は・・」
戦闘に直面しているというのに1人怯んだように動けずにいた皆守が、何か言いかけましたがそれも制する黄龍様。
龍麻「・・違うよ、みんなを信頼していないわけじゃない。今回は、九龍の『最後の』授業なんだ」
九龍「ひー兄ッ・・・!?」
龍麻「おいで、九龍。時間だよ」
九龍「・・・・・・・・はいッ!」
夷澤「最後・・?」
響「・・先輩・・」
皆守「・・・・・(ひーちゃん・・)」
巨大化人の不気味な声が響く中、タイムリミット間近の黄龍様から九龍にバトルのラストレッスン開始です。と言っても、今回龍麻さんが教えたいのは戦い方ではなく・・。
龍麻「行くよ、九龍。《氣》を落ち着かせて、俺と同調してごらん」
九龍「はいッ・・・」
龍麻「《力》というものが、どういうものか・・自分で理解しなさい。それが出来たら、合格。いいね?・・『破邪顕正・・』」
響「ひゃあッ!?」
夷澤「なんだッ!?龍麻さん達を中心に《力》の渦が・・!」
皆守「こんな《力》が・・・あるのか・・・」
JADE「(なるほど。葉佩君の《氣》を媒体に簡単な《方陣技》を発動させるつもりらしいね。さて、どう感じる?葉佩九龍)」
亀の読みに違わず《黄龍菩薩陣》の《黄龍》部分だけを発動させるつもりの龍麻さん、暴走しないよう細心の注意を払って九龍の《氣》を同調させます。
九龍「んなッ・・!?これが・・・これが《力》!?」
龍麻「《氣》を散らすな九龍。・・正面を見て、意識を研ぎ澄ませて・・《力》を解き放つ!『黄龍菩薩陣』!」
同調された《氣》が解放された瞬間、一面に《陽》が溢れ邪気を浄化。巨大化人もその中で薄れ、消えていきました。
後には、一枚の写真が。
皆守「ッ・・・・!!!」
何故か動揺の色を見せる皆守、それに気付く余裕もなくへたり込む九龍。
九龍「・・・今のが・・・《力》・・?ひー兄ちゃんの・・」
龍麻「・・・・・」
九龍「そっか・・《力》ってのは、『ある』だけじゃ駄目なんだ。使い方次第で護ることも壊すことも出来る・・!《力》が『器』を越えたら駄目なんだ・・」
龍麻「・・・九龍・・」
JADE「(・・・ほう、あの《力》を体感してそれに溺れず、か。流石に龍麻が教えるだけの価値はあるようだね・・)」
龍麻「過ぎた《力》は、時として自分すら滅ぼす。・・分かったみたいだね、九龍。その本質が」
九龍「・・うん。ひー兄は、そういう《力》の使い方を知ってるから・・だから、あれだけの《力》を持っていられるんだねー・・。・・へへッ、そっかあ・・やーっぱ俺のひー兄ちゃんだぁ・・」
響「くッ、九龍先輩ッ!?」
龍麻「大丈夫。慣れない《力》を使ったから、疲れて気を失っただけだよ。・・合格だよ、九龍・・」
夷澤「・・《力》・・『器』か・・・。くそッ・・」
・・ところでその頃、喪部は姿を消していました。いずれまた会うこともあるでしょうが、今回は大人しく手を引くつもりのようです。倒れていた場所にはファントムを使って手に入れていた『鍵』が置かれていました。
気絶した九龍を背負い、化人が倒れた後に残った写真を拾い上げる黄龍様。
少々色褪せた写真には、温室の花の前で微笑む女性の姿が写されていました。
皆守「・・・終わったんだろ。行こうぜ、ひーちゃん・・」
龍麻「・・・ああ」
どこか消え入りそうな背中を見せ、先に扉に向かう皆守。その背を見送りながら、しばし立ち止まったままの黄龍様。
JADE「本当に『終わった』のかい?」
龍麻「まさか。エンディングはこれから、だよ」
JADE「フッ・・そうだろうね。・・僕の《力》が必要なら、いつでも呼んでくれ」
龍麻「・・有り難いけど、その格好?」
JADE「・・なにか問題があるかい?」
龍麻「・・・・・・別に・・・・・・」
夷澤「あーッ!た、龍麻さんッ!九龍センパイは響が背負うッスよ!龍麻さんはそんなことしなくても!」
響「えッ、僕!?あ、あのッ、龍麻先輩のためなら頑張りますッ!!その・・た、龍麻先輩のこと・・『お兄ちゃん』って呼んでも良いですか・・?」
夷澤・JADE「・・・え?」
幸せそうに眠ったままの九龍を引っ張り合ってわいのわいのと賑やかな後輩を引き連れて、皆守の後を追う黄龍様。
手に持ったままだった持ち主不明の写真を再び眺め、胸ポケットに仕舞いました。
龍麻「・・・・ラベンダー、か・・」

ついに11番目の区画を解放し、遺跡の出口へと向かう黄龍様ご一行。さてその続きはまた次回に。

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