黄龍様御一行の前で味方の筈のマッケンゼンを射殺した喪部。その恐るべき正体が今明らかに!さぁどうするひー兄ちゃん!いやもう別にどうもしないとは思うんだが!(書いてる方も割と諦め)

※ん・・?よう、この日記は九龍学園クリア後ボーナス使用2周目プレイ記だとよ。ネタバレ&ゲーム内には無い創作設定山盛りって言ってやがったな。へへッ、閲覧したきゃ、気を付けなッ。(京梧)

※※※※※※※※

本日の特別会話〈忍者マニア編〉

?「ついにあの人が帰ってくンのか・・。ッたく、俺たちがどンだけ待ってたか知ってンのかなァ龍麻サンは」
?「ヒーローは常に正義の為、過酷な運命に立ち向かうもの・・・。ひーちゃんは世界のヒーロー、新宿だけに留まってはいられないさ・・寂しいけどな・・」
?「ンなこたわかってるさ。俺サマたちだけの龍麻サンじゃねェってな・・。けど、龍麻サンにとってだって俺サマたちは『特別』な仲間ってヤツだと・・思いたいンだよなァ」
?「フッ・・当然だゴールド!ひーちゃんは『友情』の心を熱く燃やすコスモグリーンだぞ?俺たちのことをいつでも想ってくれているさ・・きっとな!」
?「いい加減あの人をグリーン呼ばわりすンなよ・・。俺サマもゴールドじゃねェって・・」
?「俺たちがピンチの時は必ず帰ってくる・・そして、グリーンがピンチの時は俺たちが駆けつけるッ!それこそが真の友情!」
?「まァそれはそうなンだが・・。あの人がピンチなンてあンま想像できねェけどな」
?「フッ、確かにそうだな。しかし何があるかもわからん、俺たちは常に影となり、ひーちゃんを守らなければ・・」
?「・・で、如月サンはそういう理屈で先に行ったってことかい?」
?「・・おそらくな・・・」
?「・・忍者っていいよなァ・・」
?「・・ああ、まったくだ・・・」

忍者は黄龍様の所へ向かいましたが忍者マニアは置き去りでした。やっぱり忍者っていいよな・・と羨望の2名。でもその忍者、今他の魔人達から命狙われてますから!

さて、その頃忍者は龍麻さんの御側べったり。影というより寧ろ過保護ママです。対抗して宝探し屋はおんぶおばけ状態。天香高校生現役部隊は嫉妬とジレンマめらめら。
盛り上げたつもりなのにすっかり蚊帳の外っぽい喪部さんの正体とは!?
響「ひッ!」
夷澤「なんだコイツ!?」
皆守「悪い冗談だぜ・・ツノだと?」
九龍「鬼・・なのか?」
その通り、鬼でした。突然人外の姿に《変生》した喪部を前に、流石の高校生面子もぎょっとした様子。一方魔人組は・・。
龍・J『・・・・』
喪部「ククッ、恐ろしくて声も出ないかい・・?これが僕の本当の姿さ・・醜いのであまり見せたくはないけれどね。さぁ、恐怖に怯えて泣き叫びながらあの世へ・・?」
JADE「くッ・・」
龍麻「ッ・・」
しばしぽけらっとした表情をしていましたが、やおら下を向いて肩を震わせる黄龍様と亀。
九龍「・・ひー兄?Jさん?」
九龍たちが訝しげに覗きこんだ、その瞬間。
龍・J『あはははははは!!』(爆笑)
九龍「・・・へ?」
皆守「ひー・・ちゃん?」
夷澤「たッ、龍麻さん?」
響「え、え、え?」
突然の大笑いに九龍以下呆然。ついでに喪部も呆然。
喪部「・・恐怖で気でも狂ったのか?」
無論、んな訳ございません。
龍麻「ははは、なんだか懐かしい《陰気》だと思ってたら《変生》して《鬼》か。そうだよな、《新宿》だものなー。変わってないなーこの街も」
JADE「フッ、まさかとは思っていたが今時《鬼》とはね。これも宿星か・・」
九龍「・・ほへ?」
皆守「懐かしい・・?」
夷澤「いや新宿って・・変わってないってなにが・・?」
響「あ、あの、龍麻先輩・・?」
喪部「・・は?な、なにを・・?」
能天気にけらけら笑う魔人組に更に呆然高校生&鬼。それを素無視で盛り上がり気味の魔人サイド。
JADE「思い出すね、鬼道衆との戦いを」
龍麻「翡翠と会ったのは水角の時だったよな。水属性同士で攻撃通らないのに意地張って『1人で戦う』って言った挙句、深き者1体相手に延々攻防戦繰り広げてた・・」
JADE「た、龍麻ッ!それは昔の話だろう!・・今はあんな真似はしないさ」
龍麻「ごめんごめん、ちょっとからかってみただけだよ。懐かしいな・・」
JADE「ああ、まったく・・」
九皆夷響喪『和んでる場合じゃないヨ!(ねェ!)(ッスよ!)(です〜!)(だろう!)
龍・J『あ』
緊張感、ゼロ。
喪部「一体なんなんだ!というかこの姿を見て何をボケる!?ヒトならもっと恐れ戦け!恐怖しろ!」
JADE「・・生憎だったな、喪部とやら」
喪部「なに・・?」
JADE「貴様こそ、己の運の無さを嘆くといい。他の子供達はいざ知らず、龍麻と僕は《鬼退治》には慣れているのさ」
龍麻「その表現もなんだかなぁ・・」
苦笑いしつつも否定しない黄龍様に、高校生組は更に目を丸くすることに。
皆守「(おい九ちゃん!どういうことなんだよあれは!?)」
夷澤「(そうッスよ!一体龍麻さんとあの忍者、どんな知り合いだったんですか!?)」
九龍「(だから知らんっつの!わーん!俺の知らないひー兄の過去ー!)」
響「(九龍先輩も知らないなんて、そんな・・)」
喪部「くだらない冗談をッ・・!いいだろう、僕の《力》で四肢を引き裂いてやる!」
とまぁ混乱してきた高校生組を亀は意識的に、黄龍様は無意識に置き去りで話を進行。
龍麻「・・じゃあ、久し振りにやるか?《鬼退治》」
JADE「僕の宿星は常に君と共に・・。参るッ!」
喪部「ふざけるなァッ!!たかがヒトごときがー・・」
襲い掛かる《鬼》喪部と化人が魔人組に肉薄した、その瞬間。
JADE「『奥義・瀧遡刃』ッ!」
龍麻「『秘拳・朱雀』!」
中央から舞い上がる濁流と業火が螺旋を描くように周囲を巻き込み爆発。辺りを水蒸気が包んで視界が途切れます。
九龍「うおッ!?」
皆守「馬鹿な、なんて《力》だ・・」
下がった場所で観戦中の高校生軍団が、水蒸気の向こうに目を凝らします。と、そこには元いた場所から一歩も動いていない魔人組と、その前に今まさに襲いかかろうとしている喪部の姿。
夷・響『龍麻さんッ!(先輩ッ!)』
皆守「慌てるな、見ろ・・」
夷・響『!?』
喪部「ぐッ・・」
喪部の体がぐらりと傾き、地面に倒れ伏します。
戦闘終了。僅か数秒のバトルでした。
九龍「すげ・・」
JADE「まぁ、この程度かな。遺跡を壊さないように気を使うというのはなかなか手間だね。それにしても・・また腕を上げたね龍麻。見たことの無い技のようだったが」
龍麻「『巫炎』の上級技なんだ。極めたと思っても先があってね。『龍の技』は奥が深い」
JADE「フッ、その求道心・・君らしいな」
九龍「あああなんかまた割り込めない空気が・・」
皆守「(『龍の技』・・それがひーちゃんの・・?)」
夷澤「クッ、龍麻さん程の人でさえ、常にまだ『上』を目指してるのか・・オレは・・」
響「龍麻先輩、素敵です・・(ぽっ)」
などと大分和んでいたその時
喪部「ク・・クククク・・ッ」
全員『!』
喪部「よくも・・よくもッ・・!」
まだ意識のあった喪部が立ち上がる!一体何を企むのか!?次回へ続く!

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