さて12話に入り久々にシリアスモード。ついに対峙した黄龍様と生徒会長、その行方は!?・・って言っても【生徒会長】にはもっと恐ろしいのがいたからネ6年前に・・(うふふ、晶左ったら)・・はッ!?(汗)
※うふふ〜、この日記は九龍学園クリア後ボーナス使用2周目プレイ記よ〜。ネタバレ&ゲーム内には無い創作設定山盛りなの〜。閲覧には注意しないとね〜。じゃないとミサちゃん呪っちゃうぞ〜?(裏密)
※※※※※※※※
本日の特別会話〈博打編〉
(何故かBGMはマダムバタフライ)
?「・・緋勇です。高校を卒業して6年も経つのにまだ学生服を着ています」
龍麻『・・・・おい』
?「緋勇です。6歳も下の子に『ひーちゃん』って呼ばれるとです」
龍麻『・・おい!!』
?「緋勇です。24歳なのに18歳に混じっても誰にも変だと思われません!」
龍麻『いい加減黙らないとこの世の地獄を見せるぞギャンブラー・・(激怒)』
?「へへへッ、そいつは困るなァ先生」
龍麻『いきなり電話かけてきて何かと思えば・・やりたかったのはモノマネか?え?(怒)』
?「ま、そう怒りなさんな。皮肉の1つも言いたくなるってもんだぜ?戻ってきてるのは分かってるってぇのに何処にいるかは教えねェ、電話も亀のダンナにしか出ねェってんだからなァ。皆そろそろキレかけてヤバい状態だ。そいつを教えようかと思ってな」
龍麻『う・・・・』
?「さて電話に出てくれるかと思ったが、まだまだ衰えちゃいねェな、俺の運も」
龍麻『・・骨董屋の電話からかけてきやがって・・』
?「亀のダンナが留守なんでね・・っと、んなこたどうでもいい。で、どうなんだ先生、そろそろ『詰み』かい?」
龍麻『ああ、まぁ後2,3日ってとこかな・・』
?「そうかい、そりゃ良かった。アンタがクリスマスまでに帰って来ないと・・」
龍麻『・・来ないと?』
?「遺跡の中のバケモンより先に、東京の魔人どもが天香をブチ壊すってなことになりかねねェ」
龍麻『・・・お前らな・・』
?「ま、そういうこったからせいぜい早く出てきてくれや、先生」
龍麻『あーわかったわかった!!・・ところで、1つ言っておくが』
?「ん?なんだい先生」
龍麻『俺はまだ23だッ!!』
(ぶつっ・・つーつーつー・・)
?「・・・ぶ・・クックッ!!あ、相変わらずだな先生・・!」
ラスベガスから戻ってきて数ヶ月、日本でごろごろしているうちに最近のお笑いに詳しくなったようですギャンブラー(笑)さて、壁の外では魔人たちがジリジリと黄龍様のご帰還をお待ちの様子。早くしないと天香学園ごと壊されちゃいますよ黄龍様!!
さて、緊迫した状態の職員室前。改めて気配を感知してみればやはり職員室内も無人の様子。
龍麻「(仕掛けてくる気は無さそうだけど・・いっそここで『冥土の土産に』とでも言い出して色々喋ってくれたら話は早いのにな・・)」
生徒会長を正面に、相変わらず基本は天然に呑気な黄龍様です。
龍麻「・・さて、待たせたね阿門。『俺に』用事があるんだろう?」
阿門「・・そうだな。・・そういうことだ皆守甲太郎、外してもらおうか」
皆守「・・・く・・・」
複雑な表情で立ち去る皆守とすれ違った寸簡、微かに『すまん』と聞こえたような気がしました。聞こえるように言うつもりでは無かったのでしょうが。
龍麻「(やれやれ、困ったねあの子にも・・何のことは無い、1番囚われてるのは自分じゃないか)」
最後に厄介なの残ったな・・と軽くため息の黄龍様。(←タイムリミット間近)
と、まぁそれはまた後で、今は正面の「もう1つ残った厄介なの」と会話です。
阿門「《転校生》、こうして話をするのも久し振りだな」
龍麻「ああ。千貫さんとは良く話をしにお邪魔させて貰うんだけどね」
阿門「・・・・・厳十郎と仲が良いのは聞いている。・・いや、それは今はどうでもいい・・」
龍麻「(・・割と面白いんだなぁ、この子・・・)」
一癖二癖どころか百癖もありそうな魔人どもと長年付き合ってきた黄龍様、応用の利かない反応が珍しかったり。そうか、余計な会話を挟むと駄目なんだこういう子供には・・(あっさり子供扱い)。
などと相変わらずのんびり構えていたら(←気負う必要が1つも無い黄龍様)阿門が遺伝子の話を持ち出してきました。
阿門「お前の身体に組み込まれた遺伝子に、最初から『俺に勝てない』という情報が記録されているとしたら?」
龍麻「(・・嫌なこと、思い出したな・・)」
その例えに、ふっと7年前・・まだ明日香学園に通っていた頃の事件が過ぎる黄龍様。
龍麻「(あいつも、そんなことを言っていたっけ。そして・・)」
阿門「・・!?」
龍麻「阿門、じゃあ逆はどうなんだ?」
阿門「逆・・?」
龍麻「『お前の遺伝子に、俺に勝てる情報はあるか?』」
阿門「ッ・・!?」
《・・・見えないッ・・・お前の糸が・・!お前の運命が!》
阿門の驚愕の表情に、あの時の男の顔が重なって見えました。
遺伝子だろうが運命だろうが《黄龍》を前にしたら無意味なのは同じです。阿門の足が一歩引きかけ・・
阿門「・・《転校生》・・お前は・・・一体・・」
?「あ、あのッ!!!」
阿・龍「!?」
・・・たその時、この状況に不似合いな高い声が割って入りました。
龍麻「・・響」
響「た・・龍麻先輩・・、そ、その人は、生徒会長は僕が倒します!」
龍麻「え?」
阿門「・・?」
いささかテンポのずれた乱入者、響の話を聞くと、どうも彼の生まれながらに持っていた《力》に気付き、ファントム(=夷澤)が彼を利用しようと「生徒会長を倒せばこの学園は救われる」と吹き込んだようです。
龍麻「(やれやれ・・夷澤・・)」
響「僕はもう弱虫じゃない・・この《力》を必要としてくれる人がいるんだ・・。龍麻先輩、龍麻先輩も僕の《力》を認めてくれますよね!?」
《力》の為に人から疎まれることが多かった響は相当思いつめていたらしく、すっかり頭に血が上っています。龍麻さんの説得にも、反応はするものの信じたくない気持ちが強く耳を閉ざしたまま。
龍麻「響・・人を傷付けて認められる《力》なんて、本当にそれがお前の欲しかったものか?」
響「・・龍麻先輩・・でもッ僕は・・僕はー!!」
龍麻「!!」
阿門「下がれ緋勇!!」
暴走した響の《力》を押さえ込もうとした瞬間、阿門が割って入りました。
阿門「見ておけ、緋勇・・これが俺の《力》だ」
龍麻「阿門!」
阿門「案ずるな、この生徒に危害を加えるつもりは無い。・・これが・・人の持つ《遺伝子》を書き換える《力》・・」
龍麻「・・それが、《黒い砂》か」
《力》が収まった後には、自分の能力を制御出来るよう《書き換え》を受けた響が倒れていました。
阿門「こいつは俺が教室にでも送り届けておく。今日の続きはまたいずれだ、《転校生》・・」
龍麻「・・ふふ」
阿門「・・何がおかしい?」
龍麻「良い『生徒会長』じゃないか。千貫さんの自慢話もなかなか的を得てる」
阿門「・・・・・・。わからん奴だ・・。お前には、この学園の《呪い》も、《闇》も及ばないのかもしれん・・そして、あるいは俺の《力》も・・。・・また会おう、緋勇」
龍麻「ああ・・また」
互いに背を向けて立ち去る黄龍様と会長・・さてこの続きはまた明日。
九龍「俺の出番はー!?」
・・それもまた明日。
※うふふ〜、この日記は九龍学園クリア後ボーナス使用2周目プレイ記よ〜。ネタバレ&ゲーム内には無い創作設定山盛りなの〜。閲覧には注意しないとね〜。じゃないとミサちゃん呪っちゃうぞ〜?(裏密)
※※※※※※※※
本日の特別会話〈博打編〉
(何故かBGMはマダムバタフライ)
?「・・緋勇です。高校を卒業して6年も経つのにまだ学生服を着ています」
龍麻『・・・・おい』
?「緋勇です。6歳も下の子に『ひーちゃん』って呼ばれるとです」
龍麻『・・おい!!』
?「緋勇です。24歳なのに18歳に混じっても誰にも変だと思われません!」
龍麻『いい加減黙らないとこの世の地獄を見せるぞギャンブラー・・(激怒)』
?「へへへッ、そいつは困るなァ先生」
龍麻『いきなり電話かけてきて何かと思えば・・やりたかったのはモノマネか?え?(怒)』
?「ま、そう怒りなさんな。皮肉の1つも言いたくなるってもんだぜ?戻ってきてるのは分かってるってぇのに何処にいるかは教えねェ、電話も亀のダンナにしか出ねェってんだからなァ。皆そろそろキレかけてヤバい状態だ。そいつを教えようかと思ってな」
龍麻『う・・・・』
?「さて電話に出てくれるかと思ったが、まだまだ衰えちゃいねェな、俺の運も」
龍麻『・・骨董屋の電話からかけてきやがって・・』
?「亀のダンナが留守なんでね・・っと、んなこたどうでもいい。で、どうなんだ先生、そろそろ『詰み』かい?」
龍麻『ああ、まぁ後2,3日ってとこかな・・』
?「そうかい、そりゃ良かった。アンタがクリスマスまでに帰って来ないと・・」
龍麻『・・来ないと?』
?「遺跡の中のバケモンより先に、東京の魔人どもが天香をブチ壊すってなことになりかねねェ」
龍麻『・・・お前らな・・』
?「ま、そういうこったからせいぜい早く出てきてくれや、先生」
龍麻『あーわかったわかった!!・・ところで、1つ言っておくが』
?「ん?なんだい先生」
龍麻『俺はまだ23だッ!!』
(ぶつっ・・つーつーつー・・)
?「・・・ぶ・・クックッ!!あ、相変わらずだな先生・・!」
ラスベガスから戻ってきて数ヶ月、日本でごろごろしているうちに最近のお笑いに詳しくなったようですギャンブラー(笑)さて、壁の外では魔人たちがジリジリと黄龍様のご帰還をお待ちの様子。早くしないと天香学園ごと壊されちゃいますよ黄龍様!!
さて、緊迫した状態の職員室前。改めて気配を感知してみればやはり職員室内も無人の様子。
龍麻「(仕掛けてくる気は無さそうだけど・・いっそここで『冥土の土産に』とでも言い出して色々喋ってくれたら話は早いのにな・・)」
生徒会長を正面に、相変わらず基本は天然に呑気な黄龍様です。
龍麻「・・さて、待たせたね阿門。『俺に』用事があるんだろう?」
阿門「・・そうだな。・・そういうことだ皆守甲太郎、外してもらおうか」
皆守「・・・く・・・」
複雑な表情で立ち去る皆守とすれ違った寸簡、微かに『すまん』と聞こえたような気がしました。聞こえるように言うつもりでは無かったのでしょうが。
龍麻「(やれやれ、困ったねあの子にも・・何のことは無い、1番囚われてるのは自分じゃないか)」
最後に厄介なの残ったな・・と軽くため息の黄龍様。(←タイムリミット間近)
と、まぁそれはまた後で、今は正面の「もう1つ残った厄介なの」と会話です。
阿門「《転校生》、こうして話をするのも久し振りだな」
龍麻「ああ。千貫さんとは良く話をしにお邪魔させて貰うんだけどね」
阿門「・・・・・厳十郎と仲が良いのは聞いている。・・いや、それは今はどうでもいい・・」
龍麻「(・・割と面白いんだなぁ、この子・・・)」
一癖二癖どころか百癖もありそうな魔人どもと長年付き合ってきた黄龍様、応用の利かない反応が珍しかったり。そうか、余計な会話を挟むと駄目なんだこういう子供には・・(あっさり子供扱い)。
などと相変わらずのんびり構えていたら(←気負う必要が1つも無い黄龍様)阿門が遺伝子の話を持ち出してきました。
阿門「お前の身体に組み込まれた遺伝子に、最初から『俺に勝てない』という情報が記録されているとしたら?」
龍麻「(・・嫌なこと、思い出したな・・)」
その例えに、ふっと7年前・・まだ明日香学園に通っていた頃の事件が過ぎる黄龍様。
龍麻「(あいつも、そんなことを言っていたっけ。そして・・)」
阿門「・・!?」
龍麻「阿門、じゃあ逆はどうなんだ?」
阿門「逆・・?」
龍麻「『お前の遺伝子に、俺に勝てる情報はあるか?』」
阿門「ッ・・!?」
《・・・見えないッ・・・お前の糸が・・!お前の運命が!》
阿門の驚愕の表情に、あの時の男の顔が重なって見えました。
遺伝子だろうが運命だろうが《黄龍》を前にしたら無意味なのは同じです。阿門の足が一歩引きかけ・・
阿門「・・《転校生》・・お前は・・・一体・・」
?「あ、あのッ!!!」
阿・龍「!?」
・・・たその時、この状況に不似合いな高い声が割って入りました。
龍麻「・・響」
響「た・・龍麻先輩・・、そ、その人は、生徒会長は僕が倒します!」
龍麻「え?」
阿門「・・?」
いささかテンポのずれた乱入者、響の話を聞くと、どうも彼の生まれながらに持っていた《力》に気付き、ファントム(=夷澤)が彼を利用しようと「生徒会長を倒せばこの学園は救われる」と吹き込んだようです。
龍麻「(やれやれ・・夷澤・・)」
響「僕はもう弱虫じゃない・・この《力》を必要としてくれる人がいるんだ・・。龍麻先輩、龍麻先輩も僕の《力》を認めてくれますよね!?」
《力》の為に人から疎まれることが多かった響は相当思いつめていたらしく、すっかり頭に血が上っています。龍麻さんの説得にも、反応はするものの信じたくない気持ちが強く耳を閉ざしたまま。
龍麻「響・・人を傷付けて認められる《力》なんて、本当にそれがお前の欲しかったものか?」
響「・・龍麻先輩・・でもッ僕は・・僕はー!!」
龍麻「!!」
阿門「下がれ緋勇!!」
暴走した響の《力》を押さえ込もうとした瞬間、阿門が割って入りました。
阿門「見ておけ、緋勇・・これが俺の《力》だ」
龍麻「阿門!」
阿門「案ずるな、この生徒に危害を加えるつもりは無い。・・これが・・人の持つ《遺伝子》を書き換える《力》・・」
龍麻「・・それが、《黒い砂》か」
《力》が収まった後には、自分の能力を制御出来るよう《書き換え》を受けた響が倒れていました。
阿門「こいつは俺が教室にでも送り届けておく。今日の続きはまたいずれだ、《転校生》・・」
龍麻「・・ふふ」
阿門「・・何がおかしい?」
龍麻「良い『生徒会長』じゃないか。千貫さんの自慢話もなかなか的を得てる」
阿門「・・・・・・。わからん奴だ・・。お前には、この学園の《呪い》も、《闇》も及ばないのかもしれん・・そして、あるいは俺の《力》も・・。・・また会おう、緋勇」
龍麻「ああ・・また」
互いに背を向けて立ち去る黄龍様と会長・・さてこの続きはまた明日。
九龍「俺の出番はー!?」
・・それもまた明日。
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